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2019年9月9日

あいうえおカード。"Aiueo" Cards

春子が、3歳の時に作った、ひらがなカード

一つのひらがなにつき、カードを4枚
その4枚のうち、3枚にひらがなを書き、そのひらがなから始まる同じ絵を描く
(例:「あ」と書いたカード3枚には、どれも、ありの絵が描いてある)

残りの1枚だけ絵は描かず、ひらがなだけを書く
(例:「あ」と書いたカードの1枚だけは、何も絵がない)

これを、あ~をまで46文字分を作る。
つまり…

ひらがな46文字×4枚=合計184枚

「あ」の段から、段ごとに、クリップで止めて、まとめてナイロンの保存袋に入れて保管。

え?!184枚も!?
そんなにたくさん、手作り?手書き?
…と思うかもしれませんが、その通り、手書きです。

でも、「あ」の段から順番に少しずつ作っていって、春子と相談しながら何の絵がいいか?「お母さんが描いたこの絵、ありさんに見える?」「この絵はなんだかわかる?」などと話しながら作ったので、気が付いたら全部できていたという感じ。
(もちろん、パソコンで作っても、いいと思います!)


遊び方

  1. 「あ」の段のカードをすべて、写真のようにばらばらに置く。(ばらばらでも、最初は向きだけはそろえて並べるのがいいかも)
  2. 親が、置いてあるカードの中から、絵のあるカードを1枚手に取って、子供に見せる。
  3. 親「これの絵はなあに?」
  4. 子「あり!」
  5. 親「(絵を指さして)そうね、これは、あり。(文字を指さして)これは、ありの『あ』。他にも、ありの『あ』があるかな?」と言って、子供に探させる
最後の5で、見つけたら持ってきて!と言えば、数がだんだん少なくなって見つけやすくなる。持って来ずに、どこかにきれいに列にして並べてもいい。。

6歳の春子はもうこのゲームはずっと前に卒業したけれど、ひらがなを覚えてからもしばらくは遊んでいたかな?
今は、もうすぐ3歳の太郎と時々一緒に遊んでいます。

春子が3歳の頃は、いつも絵のあるカードから探して、最後に、絵のないカードで苦戦していた(つまり、絵を見て探していた)けれど、太郎は、絵のあるカードよりも先に、絵のないカードを探してきて、私がひどく感心していると、なぜか、絵のあるもう一枚がどうしても見つけられない…。

そんな二人の違いがとても面白いです。

ゲームの目的(といっても我が家の場合の目的ですが…)
このゲームの目的は、ひらがなの形に見慣れること

同じひらがながうまく見つけられなくても、ただ、ひらがなの「形」を眺める機会があれば、それでいいかなーって思います。
あと、これをきっかけに、文字という概念に目覚めてくれたら!という願いもあります。

春子は、3歳の頃、かぐやひめのお話が大好きで、毎日読んでいたので、「か」の文字を全部見つけた後に、「かめの『か』は、かぐやひめの『か』だよーー」と言って、大好きなかぐやひめの絵本を見せて「ほら、「かぐやひめ」って、ここに書いてあるよ」という具合によくやっていました。

アレンジ
春子の場合は、いつも「絵」で選んでいるのがよく分かったので、慣れてきたら今度は、「あ」のカードの中に、「あ」から始まる違う絵のカードを1枚混ぜるとか(例:「あ」の絵の部分が”あさがお”の絵になったカードを1枚混ぜる)、春子の知らなそうな言葉の絵のついたカードを混ぜるなどして、新たなチャレンジができるようにしました。
(こうやってアレンジができるところも、手作りのいいところ)

でも、太郎のように、まだひらがなは覚えていないにも関わらず、絵のついてないカードをはじめから見つける場合には……絵のついてない文字だけのカードを増やすといいのかな?太郎の知らない言葉の絵のついたカードを作るのも、いいかな?

春子ほどに長く楽しんではくれないので、きっと太郎にとっては退屈なのかもしれません。絵はすべて春子の好みで選んだ絵なので…。太郎の好きそうな物の絵を混ぜてみると喜ぶかな?「あ」段等、”段”にはこだわらず、太郎の大好きなものの頭文字だけを集めたカードを作るのもいいかも…?(例:「ひ」+飛行機の絵、「か」+カマキリの絵、など。)


まだひらがなを読めないけれど、そろそろ興味を持たせたい年齢のお子さんをお持ちの方、手始めに、お子さんが好きなものの頭文字だけのカード、試しに手作りなど…いかがですか?

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