
先日、子供たちと粘土遊びをした日、ひよこ豆の他に作った顔。
たくさん記念撮影した中でも気に入ったのが、この上の顔。
残っていた粘土が少なくて、顔の土台にする部分の大きさが足りなかったところが、かえっていい味を出してくれて、愛着が湧くできあがりになった。
次の顔。
こちらは、近所を歩いていたらすれ違いそうな顔。
この顔のパーツは、実は、冒頭の顔と全く同じで、違いは、下に置いた顔の土台?がないことと、並べる間隔を変えただけ。
同じ目、同じ鼻、同じ口、同じ眉。
なのに、全くの別人に見える。
雰囲気もがらりと変わる。

そして、さらに少し動かすと、また雰囲気が変わって、悲しい顔。
でも、それぞれの間隔が違うだけで、パーツはすべて同じもの。

ついでに、目を、ひよこ豆にしてみた。。。
なんだかちょっと戸惑っているような顔になった…。
顔。
移民の国、アメリカでは、いろいろなタイプの顔に遭遇する。
いろいろな文化が混ざり合い、いろいろな歴史が底に流れている。
いろいろな言葉が自然に飛び交い、いろいろな肌の色の人たちに出会う。
いろいろな考え方、いろいろな種類の自由、いろいろな表現方法、いろいろな思想、いろいろな常識…。
日本でもニュースになっているようだけど、27日夜からの、ミネアポリスの状況。。。
ニュースの画面に映る、何度も何度も通ったことのある見慣れた場所の、変わり果てた姿を見て、とてもショックを受けた。。。
前日の穏やかな抗議から一転し…
放火。
略奪。
暴動。
催涙ガス。
ゴム弾。
という言葉が並ぶニュース…。
セントポールでも同様のことが起こっている。
この日記を書いている現在28日夜もまだまだ続いていて、今は、なんと……ミネアポリス市の警察第三管区の建物が燃えているという…。
15分程離れた我が家周辺は、とても静かで、いつも通りで、何も変化を感じることはない。
けれど…
計り知れない人の心。人の心理。
集団の心理。
今日は、とてもとてもとても心が重い。