日差しも急に強くなってきた。
朝は10℃(50℉)くらいでひんやりとしているものの、午後には大抵温度が20℃(68℉)程度まで上がる日も多い。
4歳の太郎も、花を見つける度に、「おかあさん、見て見て~!」と嬉しそうな声を上げる。
今日は散歩中の花特集。
冒頭の写真は、今週に入って咲き始めた、ライラック。(英語名はlilac)
漢字では紫丁香花。「むらさきはしどい」と読むそうな…。
つぼみの赤みがかったお上品な紫と、ひらいた花の薄紫のコントラストがなんとも言えない。
サブローさんの実家にたくさんのあったライラックも、今頃、咲いているのだろうか…?
花を見ると、懐かしい記憶が蘇る。
こちらは、ミネソタで出会った、私の大好きな花の一つ。
クラブアップルと同じ頃に咲く、りんごの花。英語では、apple blossoms。
緑の葉と青い空にきりり映える白い花は、クラブアップルや桜とはまた、違った華やかさと味わいがある。
こちらは、(たぶん)ハナズオウ(花蘇芳)という木。
英語名は、Chinese redbud。
広く伸びた枝に、まぶれつくように、豆のような花が咲く。
全体像はこんな具合。
弱々し気な花がひっそりと咲く様子は、静かな和室を連想させるような控えめさで、交通量の多い道沿いにも関わらず、誰もこの花の存在に気づいてないように思えた。
調べてみると、アメリカザイフリボクという木のようで、英語ではJuneberry(ジューンベリー)というらしい。
berryという名前だけあって、実がなるらしい。。。
実がなるというJune(6月)にもう一度行って、どんな実がなるのか確かめよう。
さ~く~ら~
さ~く~ら~
桜です。
桜です。
桜の花は、英語でcherry blossoms。
開花の早かった今年は、すでに花は終わってしまったけれど、今年も満開の時に見ることができた!!
写真を撮ったのは、今から約1か月の4月18日。
この日は、この桜を目指して、家族4人でサイクリングに出かけてきた。
とても天気の良い日で、たくさんの人が歩いたり自転車に乗ったりしていたのだけど、この桜の傍を通り過ぎる時、大勢の人が立ち止まって写真を撮っているのを見て、なんだかとても嬉しかった。。。
年々太くたくましくなっていく、つやつやの幹。
cherry rees/桜の木 |
年々背が高くなっていく、ミネソタの桜。
ミネソタに住み始めて、丸12年。
思えば、いろいろなことがあった。
そして、今も、日々、、、いろいろなことがある。
楽しいことも、嬉しいことも。
悲しいことも、思い通りにならないことも。
いろいろなことがある。
でも、長い冬の後には、必ず春が来て、また花が咲く。
どんなに忙しくても、どんなに何かに心を捉われてしまっていても、立ち止まって、花を眺める自分でありたい。
命がある間は、できることなら、美しい花を見て、美しいと感じられる自分でありたい。