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2020年6月27日

シロツメクサ。Clover

庭のシロツメクサ

私は、クローバーのことを、子供の頃からシロツメクサと呼んで育ちましたが、最近は、シロツメクサというより、クローバーと呼ぶ人の方が多いのかな?

我が家は春子も太郎も、庭の芝生に平気でごろごろと寝転がるしので、雑草だけの枯れる薬なども使わず自然にとても近い庭…。

芝生の根元に、びっしりとこのシロツメクサが、はびこっていて、今の時期には、まるで庭はシロツメクサの花畑。。。
毎年この時期には、子供たちとシロツメクサを摘んで、ブレスレットやかんむりを作ったり。

シロツメクサは、weed(雑草)と聞いて、時間があればせっせと抜いていた時期もあったけれど、どこかで手に取った雑誌に、「多くの植物は土から窒素を減らすけれど、シロツメクサは窒素を供給して土を肥やしてくれる」というようなこと(記憶があいまいで、表現が正確かどうかはわかりませんが…)が書かれている記事を読んで以来、シロツメクサが好きになり、全く気にならなくなりました。

実際、ひと昔前のアメリカで売られていた芝生の種には、シロツメクサの種も一緒に入っているのが当たり前だったとか。いつからシロツメクサは雑草として、草枯らしの標的の一つになるようになったのでしょう?

気にならなくなると、庭を眺める際のストレスも軽減。

そして、抜かなくなると、庭はまるでシロツメクサ畑のように、近隣の家の庭のどこよりも隆盛を誇り、白い花を咲かせていますが、ご近所さんは我が家の庭をどんな風に思って眺めているだろう??
我が家の周辺は、環境重視のご家庭が多いので、あまり気にせずに眺めてくれているとは思うけれど…。

それぞれの地域の傾向とか、それぞれの家庭の方針というか、趣向によっては、雑草一つない、「完璧な芝生」を目指している場合も多く、そういった家庭の方が見たら、きっと「手入れの行き届いてない庭」という印象なんでしょうね。。。きっと。。。

でも、我が家は我が家。

決して豪華でなく、素朴で、庶民的で、なんだか少し田舎臭い、そんな白い花たちの、風に揺れる様子は…なんだか我が身を見ているような気分。。。

子供の頃に、近所の子供たちと一緒に走り回ったピンクのレンゲ畑とも重なって、なんだか懐かしい気持ちにさえなります。。。あのレンゲ畑…今でもあるのかなぁ?