晩秋と呼ぶべきか
初冬と呼ぶべきか
感謝祭(Thanksgiving)が終わっても
今年はまだ窓の外には雪はない
朝晩は零下になるとはいえ
そんな週末
我が家から少しばかり北にある
サブローさんの出身大学に
フットボールの試合観戦に行ってきた
大学フットボールと言えば
アメリカの秋の風物詩
秋の余韻に浸りつつも
屋外での長時間の観戦が
とてもとても寒いということは
過去の経験から学んでいる
特に今回は
春子と太郎にとっての
初めての屋外でのフットボール観戦
レギンスの上に、ズボン
子供達はその上にスノーパンツ
ヒートテックにタートルネックセーター
薄手のジャケットの上に、厚手のジャケット
マフラー・毛糸の帽子・厚手の手袋
スキー用の靴下にスノーブーツ
ひざ掛けと毛布
秋の余韻に浸りつつも
見た目はすっかり冬仕様
青空広がる秋晴れとはいえ
応援席は日陰なので やはり寒い
空腹しのぎのナッツとレーズン
魔法瓶にはあったかココア
タッチダウンのお祝い用にチョコレート菓子
寒くて
甘くて
でも、負けて悔しい観戦が終わり
どこまでいっても湖があるのがミネソタ
空の青と
湖の青
傾いたまぶしい秋の日差しが
静かで青い湖面にきらきら
きらきら
…あ…れ…?
もしかして…
凍って…いますか?
湖からの返事はなかったけれど
我が家から少しばかり北の湖は
確かに凍っておりました
凍った湖に跳ね返りながら
まぶしく光る日差しは
まだまだ やっぱり秋の日差しで
日陰で冷えた背中を
ぽかぽかと温めてくれた