(道路のトンネルではなく、線路のトンネルですが…)
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう( 間瀬 なおかた 作 / ひさかたチャイルド)
この本では、電車がトンネルを何度も何度も通ります。
トンネルを出る度に、いろいろな風景が登場し、どれもこれまた、日本が懐かしくなる風景ばかり…。
よく眺めると、いろいろなことを発見できて、親子で会話もはずみます。
太郎が見つけるものと言えば、踏切、鉄橋、車の通るトンネル。もう、電車と車のことばかり。
6歳の春子は、自分も始めたばかりのスキーをしている子供を見つけたり、乗客の細かい動きに気が付いたり。
そして、この本のおもしろいことの一つは、始めから読んだら、今度は、最後のページからも読めること。表紙には「でんしゃでいこう」と書いてあって、裏表紙には「でんしゃでかえろう」と書いてあります。
これも、まさに、電車で旅行する体験と同じで、大人も子供、その本の工夫を楽しめます。
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