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2019年10月16日

三者面談。Parent-Teacher Conference

今日は久しぶりの秋晴れ。
秋の空気でひんやりしているけれど、日差しがあると気分が明るくなります。

そんな今日。
平日にもかからず、春子(小学1年生)が家にいます。。。
今日から来週月曜日まで、春子の学校はお休み。なんと5日間も!

この休校は毎年恒例で、ミネソタ州の先生方の大規模な会議が開かれるため、学校が休みになるのです。
この大規模会議のある週は「MEA Week(エム・イー・エー ウィーク)」と呼ばれ、ミネソタに住んでいるなら知ってて当然!と言わんばかりに、学校のカレンダーにも「MEA」と書かれているし、保護者同士の会話でも普通に登場します。
ちなみに、MEAは、The Minnesota Educator Academy(ミネソタ教員学会)の略です。

毎年、この休校の直前には、学校で今年度(秋始まりなので)初めての面談(Parent-Teacher Conference)があり、昨夜、我が家も一家総出で出かけてきました。

Parent-Teacher Conferenceというと、厳密に訳せば保護者と教師の面談、つまり2者面談なのですが、先生から「できるだけ生徒さんも一緒に面談に来てください」とあったので、3者面談となりました。

面談での話題は…

  • 今年度始まってすぐに受けたテストの結果
  • 毎日の授業を通じて先生が判断した、現在の学力
  • 上記に基づく今後の目標設定
  • 学習態度
  • クラスメイトとの関係(親切にできるか、など)
  • その他学校生活全般
について。

他にも何か気になることがあれば、話すチャンス。

とはいえ、私はというと…太郎を膝にのせて、サブローさんと先生のやり取りを、ただ、ふむふむ ふむふむと聞いているだけ…。

先生はきっと「このお母さんは、全然英語話せないかも?」と思っているだろうなーと、そんなことを考えながら、、、、でも、必要なことは全部隣でサブローさんが話してしまうので、特に私から話すこともないし、春子に関しては特に今は心配もないし、私の出番はなし。

今回の面談では、先生の出した一枚の紙を眺めながら話を進めました。
紙には、春子の学校生活でのよい点が列挙してあって、その隣に、先生が考えた今後の目標が書いてありました。

春子の目標は二つ。

一つ目は、「先生の指示をよく聞いて、慌てずゆっくり何事も取り組んでみましょう」
これは、何でも早くやって、とにかく終わらせたい春子の性格を見抜いたような目標で、内心ちょっと笑ってしまいました。先生よく見てるね…と。我が家もその点苦労してますよ、って思ってしまった。(春子が隣にいたから口には出さなかったけど)

二つ目は、テストの結果を見て判断した、春子の得意分野を具体的に挙げて、「得意分野をさらに伸ばしていく」というもの。

そうそう、この二つ目が、アメリカっぽい!
テストの結果で「一番点数の低かった分野を、頑張って伸ばしましょう」ではなくて「一番点数の高かった分野を、さらに伸ばしましょう!」

子供たちは、こうやって、自信を獲得していくのですね。

私も、子供たちの得意分野を伸ばせるような親になりたい!

…とは一応思うものの、、、、、、これがなかなか難しく、どうしても、”できないことをできるようにさせよう!”とか、”こっちはもうできるから、もう放っておけばいいや”という風になりがちです。いや、そのままです。

反省反省。

得意分野を伸ばして、それによって得られた自信で、苦手分野を引っ張って行く・・・いやー実現したら素晴らしいですね。

春子がお休みのこの数日間、まずは「いいところに注目する」を心がけて過ごそうと思います。

4 件のコメント:

  1. ヨッシー10/17/2019

    はじめての懇談会、親としてはドキドキでしょうね。分かります。孫の懇談でも気になりますもの。私も長年、出来ないところを頑張らせたり指摘したりしてきました。だから、アメリカ式の考え方に感心しました。少し生活の中に取り入れようかな?中学生になると、得意、不得意がはっきりしてくるので、この考え方を活用しようかなと思います。サブローさんがいてくれて心強いですね。はる子ちゃんののびのびとした子供らしいところ、私は大好きですよ。

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  2. チータ10/18/2019

    その子の長所を誉めて伸ばす、無理がなくアメリカ式の教育方針に私も大賛成です。
    1年生で出発点に立った今とってもいい助言を先生からいただいて親も子も順調なスタートがきれそうだね。ゆっくり頑張れ春子。

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  3. ヨッシーさん
    アメリカ式の考え方を、少し取り入れてみて、子供たちの反応を眺めるのもいいですよね。中学生くらいになると、得意不得意、好き嫌いも、よりはっきりしてくるのでしょうね。得意分野に注目して伸ばしていくこと、それと同時に、不得意の中にも、いいところを見つけてあげて、その芽を伸ばしていくことができたら、素晴らしいですね。

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  4. チーターさん
    そうですよね、誉められると誰でもうれしいですからね。私だって、やっぱり、お小言聞くより、どんな小さなことでも誉められてた方がうれしいです。得意なことも、不得意なことも、何か誉めるところ(いいところ)を見つけられる人になれるよう、目指します!

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