また、浅漬けを作ったのですが、今回は、味気ないタッパーではなく、ちょっと大きめのジャムの瓶に入れて漬けてみました。
ジャムの瓶って、どういうわけか絵になります。
台所に、絵になる瓶に入った漬物がある…。
・・・そんな些細な事で、心が満たされます。
このジャムの瓶は、フタの構造が日本で見かける瓶のフタとは違っています。
フタの中央が外れて、ねじ部分とばらばらになります。
このフタの中央の裏に、薄いパッキンのようなもの(写真オレンジの部分)が付いていて、密閉できます。
このフタ中央は、lids without ringsとかlids without bandsという名前で、まとめてそれだけでも買えるように別売りされていて、本来、このフタ中央部分は、一度使用したら再使用はせず、新しいものを使うべきのようです。
(サブローさんのお母さんがジャムを作って入れる際には、これを厳密に守って、実行しています)
ちなみに、フタのねじの部分(写真:わっかになったもの)も、別売りされているので、錆びたら、それだけでも買えます。
もちろん、フタのねじ部分と、フタの中央部分が両方揃ったフタも売られていて、瓶があって蓋がなくなった場合には、フタだけ購入することができます。
アメリカではこのフタの構造は一般的で、瓶の大きさや、瓶のメーカーが違っても、一般的な普通サイズ(regular mouth)のフタのサイズはどれも同じなので、どのフタでも閉められます。
(広口(wide mouth)というのもあります。これは広口専用のフタでないと閉まりません)
それにしても、アメリカには少々珍しい、感心するような統一ぶりです…。
こういった瓶は、ジャムだけでなく、ピクルスやソースなどの保存にも使われ、Canning Jar※と呼ばれ、一般的には、メイソンジャー(Mason Jar)と呼ばれることも多々あります。
このフタの構造を発明したのがメイソンさんという人だそうですね。
※Canning は缶詰と訳されますが、、すると、Canning Jarは日本語では缶詰瓶となって、缶?瓶?どっち?となりそうですが、要は、密閉できる瓶、瓶詰め用の瓶ということですね。
我が家では、自家製のめんつゆ・昆布などの保存に重宝しています。
そして、裏技?
一般的な普通サイズ(regular mouth)は、アメリカの粉チーズ(Parmesan Cheese)のフタもぴったり。
我が家は乾燥わかめなどを入れて利用しています。
料理中に、さっさっさと、ねじを開けることなく利用できます…。
Mason Jarと呼ばれるこのジャム瓶。
雑貨っぽくって、大好きです。