卒業祝いカード。Card for Graduation

アメリカの学年度が終わり、新学年が始まる8月末または9月までの間、長い長い夏休みに入ったアメリカ。

ちょうどgraduation partyと呼ばれる高校卒業祝いのパーティーが、あちこちで開かれる季節。

私たちも数週間前から、友人の子供や、姪っ子の卒業祝いパーティーに招待されては、出かけている。

パーティーは、家庭で開いている場合や、友人数人で、合同パーティーの場合もあるけれど、いずれにしても、その卒業生の家の庭で行われる。

通常２～４時間のパーティだけど、私が知る限りではフォーマルなパーティーではなく、席など決まっていることはない。開始時間から出席する必要もなく、途中から来て、途中で帰っても全く問題ない。通常、何かしらの食べ物や飲み物が用意されているので、紙皿に自由に取って食べる。

いろいろな人が招待されていて、行っても知らない人ばかりのことが多いけれど、得に知らない人に話しかけたり、話しかけられたりすることはなく、知り合いを見つけては何か食べたり飲んだりしながら、座り込んで話をする、という感じ。

卒業生本人は、自分のパーティーが終わったら、同日行われている、時間帯の異なる友人の卒業パーティーをはしごしていく、というのが、習わしらしい。

家の中には、幼い頃からの写真や、高校時代の作品（写真やアート作品など）を展示していたりする。

卒業祝いパーティーにも、やっぱりお祝いのカードを持参する。

プレゼントを持参する人もいるみたいだけど、少数派っぽい。

私たちは、カードにお祝い金（といっても40～50ドルくらい）を挟んで、封筒に入れて持参するのが、お決まり。

そして、パーティー会場のどこかに、お祝いカードを入れるための、箱かバスケットが設置されているので、誰かに告げることなく、カードは、その中に入れておけばよい。

写真は、姪っ子へ贈った卒業祝いカード。

卒業した高校のスクールカラーを使ってみた。

卒業式の時にかぶる帽子を模した手のひらサイズのカード。

この帽子、一般的にはgraduation capと呼ばれる。

調べてみるとmortarboard（モルタルボード）という呼び方もあるけれど、一般的ではないそうな。

白い部分はフェルトで、タッセル部分は、刺繍糸で。

さて、この週末も、もう一人の姪っ子のパーティーがある。

この姪っ子の学校では、卒業式にこのgraduation capをかぶらなかったので、、、、カードのデザインをどうしたものか？と悩み中だけど、たぶんやっぱりgraduation capにしようかな～？

2021年6月20日追記

結局、変わり映えのしない、カードに収まった。。。

姪っ子の卒業した高校のスクールカラーの赤と白を使って。

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これまでに贈った、高校や大学の卒業祝いのカード

2010年のカード

2012年のカード

2014年のカード

2016年のカード

2016年のカード　大学卒業

2018年のカード。（姪が卒業製作にデザインした机を模したカード）

2017年のカード。

2018年のカード