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2011年12月4日

「バスの達人」?”Master of the Bus”??

ミネソタにやってきて、初めてバスに乗ったのは昨年の5月

あれから1年半。

今では毎日バス通勤。
夫が休みでない平日に、自力でどこかへ行かなければならない時にも、もちろんバスを利用します。

今までに乗った路線は、10路線くらいかな?
いろんな地名や通りの名前にも以前よりは慣れて、ますます利用に自信がつきました。

特に、夏から秋にかけては、夫が自転車通勤をするので、私は車通勤。
自分で運転してみると、通りの名前や方向がよく把握でき、再びバスに乗る際の大きな助けになりました。


2年以上前、まだ無料英語学校に通っていたころ、当時アメリカ移住5年目のソマリア人のクラスメイトとバスの乗り方の話をしていた時、私が行きたい場所を言ったら、間髪置かず
「それは○番のバスに乗れば行ける」「○○に行きたければ、○番に乗り換えればいい」
とすらすらと教えてくれた時は、彼女がバスの達人に見え、とっても頼もしく思ったものです。


月日が経ち、私もだんだんと、バスの達人の域に近づいている予感がします。
何番の路線が、どこを走っていくか、、、、結構たくさん覚えました。
まだまだ行動範囲は狭いけれど。

私の場合は運よく、自宅の近くのバス停から、中核となっているバス停(ハブ空港ならぬ、ハブバス停?)に行くバスがあるので、その”ハブバス停”まで行ってしまえば、結構どこにでも行けます。

自宅近くのバス停の時刻が合わなくても、その”ハブバス停”まで歩くことも可能。

初心者さんは、まず、自分に一番便利な”ハブバス停”を見つけるといいと思います。

さらに、私は、ライトレール(電車)の駅までも歩けるので、ライトレールでダウンタウンまで出てしまえば、それこそいろんな方面に出ているバスを利用することができます。


それにしても、やっぱり初心者には冷たいこのシステム。。。

路線図も時刻表も、バス停の名前もなく、バスの路線番号さえもない「BUS」とだけ書かれたバス停。(写真)
バス停によっては時刻表が貼っている場合もあるけれど、やっぱり路線図はなし。
ダウンタウンのバス停には、路線図時刻表、さらに電光掲示板があるけれど、あくまでもダウンタウンに限った話。。。

バス内では、次のバス停のアナウンスがあることは稀で、あっても聞き取ることは相当に困難な場合も多いため、慣れないバス路線を利用する場合は、進行方向へ向かって右側の窓際に座って、通り名を凝視します。
 (一度だけ次のバス停が電光表示されるバスに乗ったことがあるけど、限定路線です)

バスの中には路線図つきの時刻表が置かれていて、無料でもらえる(勝手にとってよい)ので、それを眺めて、自分のバスがどこを走っているのか確認していると安心して乗っていられます。 

さらに私は、降りるバス停近くのGoogle mapを拡大して印刷して、「次止まって!」を知らせる車内の黄色い針金?を、どこの通りを過ぎたらひっぱればよいかわかるようにしておきます。

もし通り過ぎてしまっても、それがあれば気付くことができるし、バス停を降りた後に、どっちの方向へ歩いていけばよいか分かるので、助かります。

次止まって!と意思表示をしていても、運転手さん、忘れてうっかり通り過ぎてしまうこともあます。。。
そんな場合は、Excuse me!You missed the  stop! とかなんとか運転手に向かって叫べばなんとかなります。私も何度かありました。

料金はどこで降りても一緒だし、乗る時に払っているので、心配なし。

そう、料金は乗る時に払って、降りる時はただ降りるだけ
乗る時は、「Hi」とか、「Good morning」とか言って乗ります。
無愛想な運転手さんが多いので、だいたい無言で、無視されますが、気にしてはいけません。
そんな中、笑顔で答えてくれる運転手さんに会うと、その日一日いいことがあるような気がします。
降りる時は、「Thank you」と言って(または無言で)降ります。

乗車は前ドアから、降車は前ドアでも後ドアでもOK.
後ろのドアは、バス停で止まった際に内側から押せば開きます
押しても開かない時は、「Back Door, please」と叫べば開くようにしてくれます。
でも、開かなくて困っていると、だいたい他の乗客が私の変わりに叫んでくれます。


ただ、慣れたといっても、普段乗らないバス路線はやっぱり緊張するので、事前に入念に調べてから出かけます。
全路線が色別で表示された、東京の地下鉄・JR路線図のようなものが、どうしてないんだろうか・・・。

1 件のコメント:

  1. チーター12/20/2011

    時刻表も何も無い停留場からバスに乗るなんてだいぶ勇気がないと一歩を踏み出せないような気が私にはします。
    いや私は絶対乗れません、利用できません、ダメです。
    10路線も乗って、、あなたはやっぱり外国生活にちょっとばかし向いているのかな?と安心の2文字が心をよぎりました。

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