前菜の細巻き寿司。Mini Sushi-Roll as Appetizer

持参した前菜（Appetizer）の細巻き寿司。

クリスマスイブ。

恒例の、家族揃ってのクリスマスディーナー。

今年は、近くに住む夫の兄姉だけが家族を連れて集合。
集合場所は、3番目の義姉の家。

違う州に住む義姉兄および、冬だけアリゾナ州に移住？する義父母は、参加していないにも関わらず、集まった人数は、26人。
もうこの大人数にもすっかり慣れました。

会場として自宅を提供してくれた義姉家族が、メインディッシュを準備。
他の兄弟たちは、前菜・サラダ・デザート・飲み物・・・と、それぞれ分担して持参します。

私たち夫婦が今回頼まれたのは前菜（appetizer)。
それも「日本っぽいものを期待している」とのこと。。。

アメリカの食事の前菜（Appetizer)に向いている和食って、意外となくていつも悩んでしまいます。
日本だと、酢の物だったり、酒の肴のように大人の味だったりして、なかなかお皿なしで子供も大人も気軽につまんでパクッっと食べられるものがない。

しかも、今回は事前に作ってから義姉の家に持ち込むので、冷えてもおいしいものでなくてはいけません。
なので、 コロッケや餃子は却下。

稲荷寿司は結構自信をもって作れるのだけど、昨年の感謝祭の件があるし・・・・。

と、悩みに悩んで決心したのが、細巻き寿司。
またしても、寿司ですが・・・果たして気に入ってもらえるかどうか？！

細巻き寿司の種類は、4種類。
きゅうりで、かっぱ巻き。
ツナの甘辛煮巻き。（私の実家の手巻きずしの定番を思い出して作りました）
あとは、日本のコンビニ風に、ツナマヨ巻き。（夫の提案です）
それから、こちらも日本のコンビニ風に、えびマヨ巻き。（私の提案）

寿司飯は、日本の母から受け継いだ配合で自信あり。

具は、味見しながらかなり適当に作ってみました。
あとは、細巻きに初挑戦。

細巻きって、太巻きよりも巻くのが難しいですね。。。
前日に1合だけ炊いて、練習した時は惨敗でしたが、本番では苦戦しながらも、なんとかばらばらにならない程度には完成しました。
（写真でも分かるように、とても完璧とは言えない見た目ですが、味はいい感じ・・・・）

15本巻いて、1本を6つに切ったので、全部で90個完成！！

今回のみんなの反応は・・・？

なんと、予想したよりも、ものすごく喜んでもらえました。
ちょっと感激。。。。

前菜にも関わらず、全部食べてもらえました。
みんな、食べてくれてありがとう。

それにしても、腑に落ちないのが、稲荷寿司は、冷たくて甘いご飯に怪訝な顔をされたのに、細巻きは全く抵抗なく食べてもらえたこと・・・。
油揚げの見た目が問題だったのか？？
よっし、今度は、油揚げを小さく巻いて、細巻きの中心に入れてみよう！

実は、油揚げが高価なミネソタでは、稲荷寿司よりもよっぽど安上がりで、作るのも簡単。。。
今度から前菜を頼まれたら、毎回この細巻きでいこうと思います。