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2014年11月9日

Tシャツキルトの「お手伝い」。"Help" for Tshirt Quilt

実は私の夫は8人兄弟

みんな真面目で優しいというのは共通点なのだけど、性格はみんなバラバラ
そして、得意分野もバラバラ

この「得意分野がバラバラ」というのが、実は非常に役に立つ。。。
何か困ったときや、手伝ってほしいとき、何か分からないことがあったとき、お金をかけて専門業者に相談したり依頼したりする前に、まずは家族の顔を思い浮かべる。

8人も兄弟がいて、それぞれの奥さんや旦那さんも合わせると、誰かしら、その時々の問題解決に合った、得意な人が見つかるもの。。。

そして、夫の家族はみんな、それぞれがそれぞれに「お願い」するのがとっても上手。
「それはちょっと頼むの遠慮してしまうわー」と私が感じることでも、笑顔で 頼むし、もちろん頼まれもする。。。

頼まれた人は、まず断ることはなくって、「気持ちよく手伝う」が”家風”らしい。。。
でも、それぞれがお互い様なので、いい具合に家族のバランスは保たれる。。

というわけで、この度、ついに私に白羽の矢が・・・!

依頼主は義姉。

その義姉の長男は大学生なのだけど、子供の頃からスポーツが大好き。
野球やらアイスホッケーやら・・・と常に何かしらのスポーツチームに所属していたので、家にはユニホームやTシャツがいっぱい。
でも、身長も伸びて、肩幅も広くなったので、どれももう着られない。
かといって、義姉は、思い出のたくさん詰まったユニホームやTシャツを手放す勇気も出ない。

そこで、ユニホームとTシャツを使って、キルト(パッチワーク)のブランケット(まあ、つまり掛布団)を作って、長男のクリスマスプレゼントにしたい!と思い付き、、、手作り好きの私に、「手伝ってー」と話がやってきた!

この「手伝ってー」というのが曲者で、夫の家族の「手伝ってー」の定義はつまり「全部やってくれるよねー?」に限りなく等しい。。。

それは、今までの経験からよーく知っていたはずなのに、ついうっかり忘れていて、「いいよー、おもしろそー」と安請け合いしてしまった。。。!!!

どのTシャツを使って、どの位置に置くか、というのは義姉が全部決めてくれたものの、そこから先の作業は全部、私の担当として期待されていることが、作業開始直後に判明。

しかも、一つ一つを全部同じサイズに切ってつなぎ合わせたシンプルで作業も簡単なデザインは、義姉も私も気に入らなくて、一つ一つの大きさがバラバラの、クレイジーキルトに近い複雑なデザインにすることが、二人の同意の下、あっさり決定。

これがこれが、、、まるでパズルのようで時間のかかること・・・!
毎晩、子供が眠った後に、一人黙々と丑三つ時まで作業を続け、夢にまで見ること2週間。

できました、できましたー!

もしかすると私の趣味の手作り人生で、一番の大作ではないのか??これは??
ここまで関わったからには!と、すみっこに私の名前をしっかり刺繍しておきました。

このTシャツキルト
大変だったけど、実はちょと癖になりそう。
こんな大きなのはもうゴメンだけれど、小さなひざ掛けサイズなら、またやってみたいかなー。

それにしても夫の兄弟からの「手伝ってー」には用心用心。。。