日本って、山がいっぱいで、新幹線に乗ってもトンネル。
電車に乗ってもトンネル。
車で出かけてもトンネル。
高速道路を走ってもトンネル。
日本はトンネルがいっぱい。
そして、ミネソタには、トンネルって…ほとんどありません。
特に我が家の周辺は、トンネルは全くないです。
なぜって、山がないからです。
普段通ることのないトンネルって、子供たちにとってはとても珍しかったようで、日本では、もうとにかくトンネルに入るたびに特に太郎は大喜び。
そして、あっという間に「トンネル」という言葉を覚えて、家で車や電車で遊ぶ時には、必ずトンネルが登場するようになりました。
さて、我が家には、ミニカーが通れる道路を描いた段ボールがあります。
3年くらい前に、春子が遊べるようにと、私が絵の具で描きました。
ここは湖の多いミネソタなので、湖と、あと、ミシシッピ川もすぐそばを流れているので、川も描いてあります。
日本帰省の後に、太郎がこの段ボールの道路でミニカーを走らせながら言いました。
「おかーさん、トンネル作ってちょうだい」
さて、トンネル。。。
トンネルって、手作りが意外と難しい。まず、トンネルの形をしたものが見つからないのと、トンネルになりそうな何かを置いてみても、すぐに動いてしまうのです。
段ボールの道路は、真ん中で二つに折って、たたんで壁際にしまえるようにしてあるので、トンネルをテープやのりで止めてしまうと、たたんでしまえなくなります。
そこで思いついたのが、段ボールに差し込む方法。
トンネルをつけたい場所の、道路の左右をトンネルの長さだけ直線に、カッターで切り込みを入れて、トンネルを差し込みます。
もうこれでトンネルが動くことはないし、しまうときには引っこ抜いてしまえば、今まで通りたためます。
写真のトンネルはトイレットペーパーの芯を切って端っこを差し込んでいます。
トイレットペーパーの芯だと、穴の小さなトンネルしかできず、背の低い車しか通れないけれど、もう少し大きめの紙を使えば背の高い車も通れます。
紙は少ししっかりした紙なら何でも大丈夫。
端っこを差し込めば丸まって、自然にトンネルっぽくなります。
このトンネルに、色を塗ってもいいなー。
周りに緑のラッピング用のティッシュー(薄葉紙)をくしゃくしゃっとのりでくっつけたら、山になりますねー。
山の中を通り抜けるトンネル。
なんだか日本の風景が恋しくなりました。
トンネルと言えば、こちらの絵本。
(道路のトンネルではなく、線路のトンネルですが…)
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう( 間瀬 なおかた 作 / ひさかたチャイルド)
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