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2019年8月9日

ダコタカウンティーフェア。Dakota County Fair

日本帰省の思い出話は一休み。
久しぶりにミネソタ生活の日記です。

涼しくお天気もよかった今日は、家族4人で、Dakota County Fair(ダコタ カウンティー フェア)に行ってきました。
Minnesota State Fair(ミネソタ ステイト フェア)のミニミニ版です。

まずは、英語について。
State(ステイト)は「州」。
County(カウンティー)は「群」。
Fair(フェア)は「公正な」という意味でよく使いますが、他にも「見本市」という意味があります。

Dakota County Fairも、Minnesota State Fairと同様に、小規模ながら、食べ物屋台・移動式遊園地・展示物が立ち並ぶわけですが、Fairは単なるお祭り様の催しではなく、「見本市」と訳されているように、実は、家畜・野菜・木工・お菓子・絵画・写真・裁縫などなどなどの「品評会」でもあります。
「品評会」というと私は今一つピンと来ないので、言い換えてみると「コンテスト」です。

「コンテスト」なので、Fairに出品した家畜・農産物・製品・芸術等に、種目別に優劣がつけられます。
動物や展示物に、紫や青や白のリボンが付いているのは、参加した種目で、賞がもらえた作品ということ。

County Fair(群のコンテスト)で、上位の賞をもらえたら、そのワンランク上のState Fair(州のコンテスト)への出場権を獲得できるという仕組み。
つまり、County Fairは地区予選で、State Fairが本大会。

本大会であるMinnesota State Fairは、今年(2019年)は8月22日(木)から開始なので、その前に、各郡でコンテストが行われるというわけ。

コンテストだと思って、動物や展示物を眺めると、ただ眺めるのとは一味違う楽しみ方ができました。

そこで、調べてみましたら、ミネソタ州には、Countyがなんと87もあるそうな・・・。
人口の少ないCountyもあるので、すべてのCounty Fairで全種目があるわけではなく(オリンピックと同じですね)、また、すべてのCounty Fairに移動式遊園地が来るわけでもなさそうです。

County Fairは、State Fairほどの華やかさはないけれど、何よりも広すぎないし、混んでないのがいいところ。入場料も安い。(でも、屋台の食べ物は、Fried Cheese Curds一皿が7ドルだった…これは仕方ないのかな…)

華やかさを求めると、物足りないかもしれないけれど、たくさん動物や展示物も見えたし、屋台の食べ物も食べたし、小さな子供のいる我が家では、Dakota County Fairで十分楽しめました。


参考:
Minnesota State Fair
2019年8月22日(木)から9月2日(月)まで
入場料:5歳以上12ドル(4歳以下無料)

Dakota County Fair
2019年8月5日(月)から8月11日(日)まで
入場料:6~12歳5ドル、13歳~59歳5ドル、60歳以上2ドル(5歳以下無料)