歩道脇には、いろいろな種類の街路樹が植えてありますが、その中に、どんぐりの木もあります。
そして、ここのところ、どんぐりの木の下には、まだ青いどんぐりの実がいっぱい落ちています。
ほとんどが、リスが中身を食べた残りばかりだけど、中にはまだどんぐりの形をしたものもちらほら。
散歩に行くと、太郎と春子(と私)は喜んで拾って帰ります。
翌日には全部乾燥してグレーっぽい色に変わるのですが、拾いたてのまだ若い黄緑色のどんぐりはとてもかわいい。
なぜ、まだ熟していないどんぐりが落ちているのか?それは、この時期に多い暴風雨のせいなのか?それともリスの仕業なのか??
どんぐりの木、いつもはただ「Oak Tree」と言っているけど、Oak Treeにもいっぱい種類がある。。。一体、何Oakかな?と調べながら行きついたのは、Bur Oakという種類。
葉っぱの写真は、すでに乾燥気味のこちらしかないのだけど、、、形がでこぼこしていて、先が丸いのは、Bur OakかWhite Oakのどちらか。
そして、決め手は、どんぐりの帽子?にもじゃもじゃが付いていること。(White Oakのどんぐりにはもじゃもじゃがない)
このもじゃもじゃ、乾燥すると、おひげみたいになりましたが、みずみずしい黄緑色の時は、もじゃもじゃ具合が、まるでイソギンチャクのようです。。。
どんぐりに詳しい方、Bur Oakで合ってますか??
ところで、このどんぐりの帽子。
正式名称、「殻斗(かくと)」っていうんですってね?!
全く知りませんでしたし、聞いたこともありませんでした。なんだか男の子の名前みたいだって、思いました。
ついでに、どんぐりのことは「堅果(けんか)」っていうらしいです。
これも、全くもって知りませんでした。堅い果実ってことで、覚えやすいですね。
ミネソタに来て10年、初めて身近などんぐりを細かく観察し、それを通じて、母国語日本語の未知の分野を発見しました。
今日はどんぐりついでに、どんぐりが出てくる、私が、大好きなこちらの絵本。
「まいごのどんぐり」(松成真理子 作 / 童心社)
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