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2009年5月24日
クジャク。その後・・・ peacock 3
4月30日の日記にも書きましたが・・・毎朝、寝室の窓のそばで、日の出とともに叫び始めるクジャク。。。
こちらはすっかり睡眠不足で、家族全員もううんざり。
みんなで毎日クジャクの文句ばかり。
でも、ある日、どういうわけか突然、朝から晩まで全く鳴かず、姿を見せなくなりました。
すると、みんなクジャクが気になって心配でしかたなく、家族の会話はクジャクのことばかり。
毎朝うるさい迷惑なクジャクだけれど、いなくなると思うと、なんだかとっても寂しくて、どうも落ち着かない。
みんな、前日までクジャクの文句を言いたい放題言ったことを回想しつつ、妙に罪悪感まで感じてしまって、家の中の空気までしんみりしてしまいました。。。
思えば、毎日毎日見かけるにも関わらず、見かけるとついついカメラを向けて写真をとってしまう。
何度見ても、いくら見ても、あの目を見張るような鮮やかな美しい色と豪華な羽には、いつもいつもため息をついてしまう。
それだけクジャクには人を引き付ける魅力があるのです。
朝夕叫ぶのは、クジャクの習性。
野生のクジャクが生息しないこの地域にクジャクがいるということは、人間が連れてきたということは、明らかです。
迷惑を被っているのは、人間ではなく、クジャクの方なんですよね。。。
人間とは本当に自分勝手な生き物だということに、家族の結論は達しました。
「クジャク・・・どこかに行ってしまったのかなぁ・・・。」とみんな心の中で、クジャクのことを考えながらベットに入りました。。
そして、翌日。
早朝5時半。
朝日とともに、聞こえてきたのは、クジャクの大きな叫び声。
案の定、また、クジャクの文句がはじまりました。
人間は本当に自分勝手です。
でも、みんな本当には腹を立てているわけではありません。
「まったく、あの叫び声は本当にすごいねぇ」
「今日もまた一段とすごい声だったよねぇ」
と苦笑いしつつ、
実は「ああ、今日も元気そうでなにより」とみんな心の中で感じているのでした。