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2019年12月13日

段ボールのアシカ。Cardboard Sea Lion

段ボールの動物園。

次の太郎からの依頼は…「スパーキーショー作ろうねー」

スパーキーショー(Sparky Show)とは、コモ動物園(Como Zoo)のアシカの曲芸ショーのこと。
アシカが、観客の前で、手をたたく仕草をしたり、くるっと回ったり、お辞儀をしたりして、楽しませてくれます。

このショー、なんと1956年から続いているそうです。
そして、代々アシカの名前は、決まって、スパーキー(Sparky)。
(参考:コモ動物園のサイト(外部リンク))

「コモ動物園に行った」、と言ったら「スパーキーショー見た?」と合言葉のように返ってくるくらい、地元の人々に浸透しております。

スパーキーショーは、私も何度も見たことがありますが、太郎が見たのは、確かかなり赤ちゃんの時で、きっと覚えてないはず。
そして、ここのところずっと、スパーキーショーの会場は工事中。(2020年完成予定)

でも、この秋に太郎と二人でコモ動物園に行った際に、屋内のアシカをガラス越しに見学中、ちょうど餌の時間になり、餌の魚をもらう際に、くるっとまわったり、踊ったりと、簡単なスパーキーショーが、見えたのです。
それで、「スパーキーショーが見えてよかったねー」と言って、二人で喜びました。

それ以来、太郎は、アシカ、アザラシ、オットセイ類のことは、全て「スパーキーショー」と呼ぶようになりました。
でも、ショーのことを言っているのではなく、アシカそのもののことを言っているようです。

さて、段ボールのアシカ!

これは面白い挑戦だ、と早速取り掛かりました。
スパーキーの写真を見ながら、ついに完成!

そして、今度は、前回の失敗から学びまして、絵の具を使うのが大大好きな太郎に、絵の具で色を塗ってもらいました。

色はどの色にする?というと、ちゃんとものすごく本物に近い色を指差して選んでくれまして、せっせと塗ってくれました。
塗り残しは、私が少し手伝ったけれど太郎は満足そう。

本物に近い色なので、本当に、それっぽく見えます。
「顔は、お母さんが書いて」というので、私が描きました。

できあがると、太郎は、早速、「おさかな、おさかな」と、おもちゃの魚を探しにでかけ、段ボールの「スパーキーショー」(つまりアシカ)に、「餌」をやっていました。

そうそう、動物園のスパーキーもお魚たくさん食べてたよねー。

そして、また私は、「ああ、春になったらまた太郎を動物園に連れて行ってやろう」と強く思ったのでした。来年(2020年)には、改装も終わって、スパーキーショーの新しい会場も出来上がるそうなので、ぜひぜひ一緒にスパーキーショーを見よう!

ところで、太郎が、リクエストする動物は、シマウマきりん、アシカ、、、、どれも確実に、コモ動物園で見たものばかり。
(段ボールの動物の一番最初のラクダは、コモ動物園にはいませんが、あれは、太郎でなく、春子のリクエストでした)

実は、このアシカのリクエストがある前に、ゾウを作ってみたくなった私は、「太郎、ゾウを作ろうか?」というと、「ダメ!ゾウさんは動物園にいないの!」とはっきりと言われまして…「コモ動物園にはいないけど、他の動物園にはゾウがいるところもあるよ。太郎の動物園には、ゾウさんもいれてあげようかな?」と言ってみましたが、「ダメ!ゾウさん、いないの!」とわーーーっと泣き出してしまいました…。

太郎が作りたい動物園は、太郎の目で実際に見た、コモ動物園のようです。
子供のこだわりって、頑なだけど、面白くて、かわいいです。

いつか、ゾウのいる動物園にも、連れて行ってやろうかな…。

※段ボールのアシカの型紙を作りました。こちらの日記からどうぞ。

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