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2019年12月5日

「りてんしゃ」とは。

前回の日記の、サブローさんの誕生日カードにした自転車カード。

作る過程はこんな具合です。
1.カードをイメージして、下絵
ここが、私が一番時間をかけるところです。
そのまま下絵を型紙にするので、下絵がきっちりできていると、満足できる出来上がりになります。


2.下を型紙にして、カード用の紙を切る。
どの紙にしようか?どんな色にしようか?と限られた手持ちの紙の中から選んでいくのは、楽しい作業。切るのもまた、楽しいですが、手作業で曲線を切るのはいつも難しい。
3.組み立てる。
一番わくわくするところ
この瞬間に、さまざまな日々のストレスが同時に解消されます
前回の日記では、タイヤと自転車本体をくっつけず、置いただけの写真でしたが、実際には、その後、タイヤを糸で止めました。なので、タイヤがくるくると回ります
ノリで止めてしまうと、タイヤは動きませんが、それもまたいいと思います。

実は自転車カードには、まだ続きがありまして、黄色のタイヤ部分にはHappy Birthday!と、簡単なことは書けますが、いろいろともっと書きたい私は、タイヤだけでは足りませんでした。
そこで、別の紙に「お手紙」を書いて封筒に入れました。
そして、封筒は、こんな具合にしました。
自転車にくっつけて引っ張るワゴン
(渡す直前に思いついて慌てて描いたので、色の塗り方はかなり雑です…)

日本人(私)からのお手紙を大切に運んでくれるのは、やっぱり、日本の郵便局!?
サブローさんへのお手紙、無事に到着しました。(手渡しですが)

さてさて、今日の表題「りてんしゃ」…。

実は、太郎は「自転車」のことを「りてんしゃ」と呼びます。
確かに「りてんしゃ通勤」と声に出して言ってみても、きっと相手は「自転車通勤」と聞こえますよね。

最近、ひらがなを教えようと、太郎のよく知っているものや、好きなものの絵を見せては「これは、ひこうきの『ひ』」「これは、はしごの『は』」とやっているわけですが、太郎がまねして、自転車の絵を指差して、「じてんしゃの『り』」と太郎が何度も言うので、気づきました。(実際には、「りてんしゃの『り』」と言っていたわけです)

改めて、私がと自転車の絵を指差して「これはなに?」聞いてみると、元気よく「りてんしゃ!!」
今度ははっきりと「りてんしゃ」と聞こえました。

小さい子のこんな間違いって、見つけると面白いです。
でも、気が付くといつの間にか直っていて、後から、小さい頃は何か言い間違えて呼んでてかわいかったなー、あれは何だったかな?
と一生懸命に考えてみても、いつも思い出せません。
なので、発見した時に、すぐに書き留めておくことにしています。

3歳の子供の間違いは、かわいい!と思えるものの、6歳の春子が同じ様な間違いをしていると、今度は不安になってきます…。
この子の日本語は、大丈夫だろうか??と。

その春子、つい半月ほど前まで、ラクダを「ラクラ」と呼んでいました。

本が大好きな春子ですが、確かにラクダが出てくる絵本を読んだことがないので、ラクダを実際に文字で読む機会がなくて、気づかなかったようです。

気づいたのは、先月、一緒にラクダを作った後。
ラクダを作ったので「ラクダ」から始まるしりとり遊びを春子と一緒に始めました。

春子「ラクダ」
私「ダルマ」
春子「違うよ、おかあさんは、ラから始まる言葉だよ」

この一言で気が付きました。

ラクダを作っている最中、春子はずっと「ラクラ」と言っていたはずなのに、しりとりを始めるまで、全く気づきませんでした。耳って都合よく聞こえるものですね。

本を読むということは、間違って覚えた言葉に気づいて、修正されるきっかけになると思うので、自分で文字を見て読むということは、大切ですね。

そして「しりとり」も、ただの遊びとばかにできませんね。

春子がもっと小さい頃は、毎日しりとりをしていましたが、これからも時々しりとり遊びをしたいと思います。
(そこで疑問。果たして、小さい時にしたしりとりでは、ラクダが一度も登場しなかったのだろうか…?)

2 件のコメント:

  1. ヨッシー12/06/2019

    日本で暮らしている日本人でも、まだまだおかしな言葉を発しますから、ご心配なく。中学生のお姉さんでもですよ。笑ってしまいます。自分で気づいて、エッその言葉の意味はこうだったの?なんて。だから3歳や6歳なんて平気平気。後で笑い話になるようによく書きとめてありますよ。春子ちゃんの手は回復しているようで良かったですね。

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  2. ヨッシーさん
    そうですよね。大人でも勘違いあったりしますものね。でも、日本語に触れる機会が少ないと、修正される機会も少ないので、ついつい気になってしまいます。後からしっかり笑い話になるように、しっかり書いておきますね。

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