人気記事

2019年12月7日

雪の階段。Snow Steps

この冬もまた、毎年恒例となった、冬の裏庭の「雪の階段」が登場。

春子が小さい時に思いついて、毎年作っていますが、初めの頃は雪の性質も知らず、雪の扱いにも慣れず、なかなか要領よく作れませんでした。

しかし、今ではすっかり、手際よくなりました。

1.階段を作る場所を決める
どこでもいいわけではありません。
子供が山の上から落ちても、雪の上に落ちるように、コンクリートのすぐそばは避けます。また、山が高くなるためには、土台の「裾」が広がらなくてはならないので、それも計算して位置を選びます。

2.雪の山を作る
ショベルで私が雪を一か所に集め始めます。
私が始めると、春子もそうでしたが、太郎もやはり何も言わなくても真似をして、せっせと同じところに雪を運び始めます。
ここで大切なのは、子供用のショベルを、子供一人に持たせておくこと。この作業、いい運動にもなるし、雪かきの練習にもなります。
そして、あっという間に高い山。
作りたい高さよりも30センチほど高めでちょうどいいと思います。
あと、子供が登っても高すぎない、楽しむ程度の高さがいいですね。。。

3.山の頂上を固める
少しだけショベルの背で軽くトントンたたいて固めた後、山に登って踏み固めます。
坂道部分はたぶん崩れますが、後で直すので気にしなくて大丈夫。
大切なのは頂上を踏み固めること。
最初は30センチくらいズボッっと沈みますが、一度沈むともうそれ以上は沈まなくなります。山の頂上がある程度平らになったところで降ります。

4.坂道を作る
階段を作りたい場所に、坂道を作ります。
足の裏でトントンやってもいいし、ショベルでトントンやってもいいです。
とにかく、坂道ができればオッケー。

5.一晩寝かせる。
ここで、このまま一晩寝かせます。
朝になると、この状態でカチカチになって、ずいぶんしっかりします。

ミネソタの冬の温度は、普通は0℃前後。
0℃以下のことがほとんどなので、雪と雪が、すぐにはくっつきませんが、ちょっとだけ踏み固めて放置しておくと、翌日にはその状態で固くなってくれます。

6.階段を作る
坂道を階段にします。
私は下の段から順番に、ショベルで雪を、地面と平行に削っていき、好きな高さに段々を作っていきます。
少し気持ち、奥を低めにするようにすると、登りやすいです。
また、段の奥行は思い切って深めにしておいた方が、安全。
これだけでもいいですが、私はついでに、段の両端部分が低い柵になるように、手で雪を形作っておきます。

7.一晩寝かせる。
ここでさらに、一晩寝かせると、何度上り下りしても、壊れにくい階段になります。

写真は、6が終わった段階で撮りました。
明日の朝になったら、きっといい具合に固まっているはず。


今、同時進行で作っているのは、春子と太郎が並んで座れるソファー。これはほぼ完成。
春子と太郎に座ってもらって、座り心地を微調整して完成です。

それからもう一つ、背中に乗れるうさぎ
去年は乗れる馬を作りましたが、今年は、うさぎに乗りたいそうです…。
こちらはまだ始めたばかり。
山を作って、座るところができただけで、まだまだ耳もありません。
一晩寝かせて固くなるのを待って、次の作業に取り掛かります。

こんな具合で、これから雪が降る度に、裏庭に様々のものが登場する予定……。
これも、一応…手作りおもちゃ?かな?

サブローさんは、飽きれつつも面白がって眺めています。
子供たちには大好評です。

2 件のコメント:

  1. ヨッシー12/08/2019

    寒さを楽しんでますね。2人の歓声が聞こえてきそうです。

    返信削除
  2. 今日は、あまりにも寒くて、外遊びはおあずけですが、明日は雪の予報なので、またいろいろ作れそうです!

    返信削除

コメントが表示されるまでに、時間がかかる場合があります。