先日は、私と春子がいつも利用している「五感の詩(Five Senses Poem)」を作りましょう!という課題が登場。
しかも、いつも決めるのに一番時間がかかる、「お題」が決まっている。
お題は、「春」
お題は、「春」
五感の詩は、私も春子も慣れたもの。
春子も課題を見て、大喜び。
- adjectiveの例:new, old, bright, dark, freshなど
- prepositional phrase=preposition(前置詞)で始まる句(フレーズ=phrase)例えば、on the table,through the window, from the storeなど
さて、春子に「adjectivesとprepositional phrasesを入れてね、って先生言ってたよ」と条件を念を押し、いよいよ開始!
春子は春子のノートに、私は私のノートに、それぞれ「春」の五感の詩を書いていく。。。
しばらくたって、、、
春子が「おかーさん、お手伝いして~。つづりこれで合ってる?」というので、「あーここに、Oがいるね~」と言いつつ、ちらりとノートを見ると、形容詞も前置詞句も全く入ってない。
「春子、春子、adjectiveとprepositional phrase忘れてるよ」
念を押したことなど、すっかり忘れてしまうのは、それはそれで一生懸命になっている証拠かな?
でも順調に進んでいた春子の詩が、形容詞や前置詞句について考え始めた途端に、筆が進まなくなってしまった。。。
なるほど。。。一度にたくさんのことを考えろというのは、難しいよね。
そこで、最初に、思いつくままに、形容詞と前置詞句など気にせず書かせて、後から、それに形容詞や前置詞句を付け加えて、最後に清書、ということにしてみた。
そこで、最初に、思いつくままに、形容詞と前置詞句など気にせず書かせて、後から、それに形容詞や前置詞句を付け加えて、最後に清書、ということにしてみた。
これが、とてもスムーズに行ったので、私も真似して、シンプルに大まかな筋を作ってから、あとから形容詞と前置詞句で肉付けして作成。
さて、こちら春子の書いた詩。
作成した段階を追って、ご紹介します。
日本語には、すべて私が訳しました。
日本語には、すべて私が訳しました。
1 .単純な五感の詩(肉付け前)
I see flowers blooming and a robin flying.
I hear birds chirping and wind blowing.I smell flowers.I taste Easter candies.
花が咲き、ロビンが飛ぶのが見える鳥がさえずり風が吹く音が聞こえる花の匂いイースターキャンディーの味がする
実は、これだけでも、結構好きなのですが。。。
先生からいだたいた条件通り、adjectives(形容詞)とprepositional phrases(前置詞句)を加えていきます。
2.五感の詩に肉付け(太字の形容詞と前置詞句を加えた詩)
I see pink and blue flowers blooming between the green grass and young clever robin flying by the lakeI hear young beautiful birds chirping and strong wind blowing at the lakeI smell fresh flowersI taste yummy colorful Easter candies in my mouth
緑の草の間に咲くピンクと青の花とそして湖のそばに飛ぶ若い賢いロビンが見える湖で若く美しい鳥がさえずり、強い風の音が聞こえる新鮮な花の香り口の中においしいいろとりどりのイースターキャンディーの味がする
いつもなら、さらに余分なところをそぎ落とし、I see, I hearなどを省略していくのですが、、、今回はこのまま提出。
でも、どうもいつものようにしてみたくて、次は、私がアレンジして私流の完成形まで進めてみました。
あと、Line breaks(改行)やRepeat(繰り返し)も詩の要素としておすすめということで、少し取り入れます。
3.春子の詩を、私が勝手に、私流の完成形まで進めたもの。
Spring
Flowers
Pink and Blue
Between the green grass
Young clever robins
Flying by the lake
Young beautiful birds
Chirping
Strong wind
Blowing
Yummy Yummy
Colorful Easter candies
In my mouth
春
緑の草の間に
花
ピンクと青
湖を飛び交う
若く賢いロビン
若い美しい鳥
さえずり
吹きすさぶ
強い風
口の中には
甘い 甘い
イースターキャンディー
満足。満足。
では、今度は、私の作った詩です。
「春の詩」というと、どうも穏やかな春の日差しの、ほんわかしたイメージですが…
私の場合は、さて、どうでしょうか??
1.まず、単純な五感の詩から。
I see a lot of flowers on the thin branches.I hear wind is blowing. At the same time,I hear my sneeze.I smell young leaves and pollen.I feel so itchy in my nose, ears and eyes.I feel heavy in my head.I taste medicine.
たくさんの花が見える風の音が聞こえる と同時に 自分のくしゃみが聞こえる若い葉と花粉の匂い鼻と耳と目がとてもかゆい頭がとても重い薬の味がする
2.次に、形容詞と前置詞句を加えて肉付け。(太字)
I see a lot of tiny dull yellow flowers on the thin branches.I hear mean wind is blowing through the branches,at the same time,I hear my loud sneeze.I smell young yellow-green leaves and innocent pollen in the air.I feel so itchy in my nose, ears and eyes.I feel heavy in my head on a beautiful warm day.I taste powdery bitter medicine on my tongue.
細い枝にたくさんの小さいくすんだ黄色の花が見える意地の悪い風が枝を通り抜けていくのが聞こえる と同時に 自分の大きなくしゃみが聞こえる空気中に漂う若い黄緑の葉と、罪のない花粉の匂い鼻と耳と目がとてもかゆい美しく温かい日に頭がとても重い舌に感じる粉っぽく苦い薬の味
このままだと、やはりどうも、納得いきません。。。
では、余分なところをそぎ落としていきます。
では、余分なところをそぎ落としていきます。
3.完成
Spring
A lot of tiny dull yellow flowers
Mean wind blows
between the thin branches
Achoo Achoo Achooo
Innocent pollen
in the air
Itchy …
Eyes, ears and nose
Powdery bitter medicine
on my tongue
Spring has come
Spring has come
春
たくさんの 小さな
くすんだ黄色の 花々
細い枝の間を吹き抜ける
意地の悪い風
はくしょん はくしょん はくしょーん
大気に広がる
無邪気な花粉たち
かゆい…
目 鼻 耳
舌の上に
粉っぽく 苦い薬
春が来た
春が来た
これが、私の春の現実……。
今週特に、くしゃみに勢いが増しています。
それでもやはり、来てくれて嬉しいのが、春!
はくしょん はくしょん はくしょーん!!!!
今日の写真は、花粉をいっぱいつけた木の花。。。。こういう華々しくない花が曲者。
今週特に、くしゃみに勢いが増しています。
それでもやはり、来てくれて嬉しいのが、春!
はくしょん はくしょん はくしょーん!!!!
今日の写真は、花粉をいっぱいつけた木の花。。。。こういう華々しくない花が曲者。