素敵な寝室に泊った翌朝6時半。
まだ友人の子供たち6人は寝ています。
起きてきた、大人3人だけで、ボートで早朝の釣りに出かけることにしました。
キャビンの外に出てみると、つい立ち尽くしてしまうほどの幻想的な景色。
目の前の湖一面に霧が広がって、その背後から朝日がさしています。
朝日が霧と湖に反射している光景は、言葉では言い表せません。
また、雲に覆われた空が湖面に映り、雲間からさす朝日の様子が湖面にも映っています。
この光景を眺めていると、まるで山の上から雲海を見ているような錯覚を起こします。
朝の空気は、厚手のジャケット2枚を重ねて着てちょうどよいくらいの、かなり低い温度。
でも、湖の水の温度は比較的、温かい。
この霧は、気温よりも水の温度が高いために発生するものらしい。
目で見ると、湖面から垂直に霧が線になって「立ち上っている」様子が見えました。
魚はほとんど釣れなかったけれど、この幻想的な景色の中をボートで進み、霧と湖面に反射する朝日を浴びることができただけで、十分贅沢な経験となりました。
日本の家族と友達にも、実際にいつか見せてあげられますように・・・・。