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2009年7月16日
トイレのドア(家庭編)。bathroom door-home
私の知らなかった、アメリカの「常識」
食事の際の「常識」は以前に少々書きましたが、今日は、家庭のトイレの常識です。
(食事の際の常識はこちら,「パンケーキ」 「テーブルセッティング」 )
家庭のトイレの常識。
それは、原則として「使用していない時には、ドアを開けておく」。
気付いたのは、初めて夫の実家を訪れた5年前ですが、ここ数カ月で、どこの家庭でもこの「常識」が当てはまることが確認できました。
どんなにきれいな素敵なお家でも、誰も入っていないトイレのドアは
” ちゃんと ” 開いていました。
日本のトイレのドアノブには、通常「使用中」とサインが出たり、「青」と「赤」の色で区別がついたりしますが、アメリカの家庭ではみかけません。
でも、このトイレのドアのルールがあれば、必要ないわけですね。
5年前はそんなルールを知るはずもなく、また夫(当時は結婚前でしたが)もその家族も、それが「アメリカの常識」であるとは気づくこともなく、私は閉まっているトイレのドアを何度ノックしたことか・・・・。
ノックをすると、「Yeah?」などと声が返ってきたことはありますが、ノックが返ってきたことはありません。
何も返事がない時でも、ドアの向こうに気配を感じて、開けるのをあきらめた覚えがあります。
なぜ、ノックが返ってこなかったのか?
それは、物理的に不可能だったから。
つまりアメリカのトイレのドアと、便器の距離です。遠いんです。。。
遠い理由の一つに、ドアの向こうには、通常、トイレだけでなく、シャワー・浴槽・トイレ・洗面所の全部があるからだと思います。
夫に出会うまではbathroomは「浴室」という日本語訳だと思っていたけれど、原則としてbathroom=トイレ。
だから、トイレの場所をたずねる時は、「bathroomはどこですか?」という具合になります。
そこで、疑問。
お店やレストランのトイレには当然、シャワーや浴槽はついていませんが、トイレの場所をたずねる際に、このbathroomが通用するかどうか?
日本語でもトイレのことを、お手洗いとも言うように、英語でも、restroomなどの別の単語もありますが。bathroomを使って大丈夫だそうです。
・・・後日教えてもらったアメリカの常識。
閉まっているトイレのドアをノックすることは、「早くしろ!」という意味だとか・・・。
その国の常識を知ることは大切です。。。
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