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2009年7月15日

郵便ポスト。mailbox

こちらの写真、夫の両親宅の郵便受け。

黒いのが郵便受け。青いのは新聞受け。
郵便受けの色や材質にはきまりはなく、各家庭の趣味で様々ですが、このサイズと形が主流。

住所は書かれていなくて、写真では見えませんが、側面に番地だけが書かれています。
前方にふたが付いていて、郵便屋さんは、ふたを開けて郵便物を入れます。


でも、実は家は道端にあるのではなく、この写真の道路から50メートルほど奥に入ったところ。
日本のように、玄関や門のそばに郵便受けがあるのではなく、郵便屋さんに便利なように、全て道路に並んでいるわけです。

しかも、家がある方向は写真の左側。つまり、道路の反対側。

よって、郵便物を取りに行くには、道路をわざわざ横断しなくてはなりません。
よく見ると、この道路の郵便受けは、全部道路の同じ側に並んでいます。
これも、郵便屋さんにとって便利だから。

そして、ここでは郵便屋さんは、バイクではなく、常に車でやってきます。
アメリカでは、車は右側通行。運転席は左側。
のはずですが、郵便配達車の運転席は右についています。
つまり、郵便屋さんが車から降りることなく、各家庭の郵便受けに郵便物を届けることができるようになっているんですね。。。


効率的にはいい考えだけれど、どれも郵便屋さん”だけ”に都合がよくて、ちょっとだけ「横着??」という文字が頭のなかでちらちら。。。   

郵便と言って思い浮かぶのは、郵便受けの他にやっぱり「赤い郵便ポスト」!

でも、ここアメリカの郵便ポストは青色です。。。

手紙の出し方は4通り。
1、郵便局の窓口に行く。
2、郵便ポストに投函する。
3、郵便配達員に直接手渡す。
以上の3つは日本と変わりないですが、、、、
4つ目の方法があるんです。
それは、「自分の家の郵便受けに入れておく方法」

4つ目の方法だと、次に自宅に郵便物がある時まで、郵便屋さんは郵便受けを開けないため、いつ回収してもらえるか分からないじゃないか!と思いますが、それにはちゃんと対策があります。


写真の郵便受けに、何やら赤いものがくっついているのに、気づきましたか??

この赤いものは、flagと呼ばれています。
flag、つまり「旗」です。

送りたい手紙を自宅の郵便受けに入れたら、この赤い「旗」を立てておくんです。

すると、郵便屋さんは、郵便受けを開けなくても、回収する郵便物が入っているのがわかるという仕組み。



それにしても、この赤い小さな旗、立てるとなんだか愛嬌があってかわいらしい。
私はこの旗を立ててみたくて仕方なく、先日初めて、郵便物を「郵便受け」に「投函」してみました!
ちゃんと郵便屋さんに回収してもらえるかどうか少々どきどきしながら・・・・。


数時間後、郵便受けを見てみると、立ててあったはずの旗が下りています!
中に、私が入れた手紙はもうありませんでした。


郵便ポストは、英語でmailbox
各家庭の郵便受けも、英語でmailbox

同じ名前にちょっと納得。。。

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