日本語だと「パンネクーケン」または「パンネンクーケン」という感じかな?
1月のカレンダーにしたけれど、今回はクリスマスの朝に作ってくれた。
オランダのパンケーキで、サブローさんの家族はみんな、特別な日の朝食によく登場する。
サブローさんの両親の家でも食べたことがあるし、4番目の義姉もクリスマスの朝食に食べたと言っていたし、夏に3番目の義姉のキャビンに泊まった時にも朝食に登場した。
オランダ系ではないサブローさんの家系だけれど、19世紀頃?オランダ移民がミネソタに多く定着したため、ミネソタにオランダ文化が顔を出すというわけ(らしい)。
オーブンに入れてもいいフライパン(Skillet)などに生地を入れて、オーブンで焼くのだけど、だんだんだんだん中に空気が入って、生地が大きく膨らんでオーブンから出て来るのは、いつ見ても楽しい。
オーブンから出してしばらくすると、大きく膨らんだ部分はしぼんでしまう。
塩バター味の卵デザートという感じで、上に、いろいろな果物を載せて、粉砂糖を振って食べる。
ただ、Pannenkoekenで検索すると、少し様子の違う写真ばかりが登場する。
よくよく調べてみると、一般的には「Dutch Baby」というものらしい…
ちなみに、Dutch(ダッチ)というのは、オランダのことなので、オランダの赤ちゃんということ…ね?なるほど。。。
けれど、サブローさんの家族はみんな「Pannenkoeken」と呼ぶので、私もその「家族の伝統」にならってそう呼ぶことにする。
こちらが切り分けてお皿に盛った状態の、Pannenkoeken。
先日のクリスマスの朝食の写真。
写真の光の具合かもしれないけれど、作ったカレンダーよりも、実物はかなり黄色いことを発見。。。
でも、サブローさんにカレンダーを見せたら、すぐに「Pannenkoeken?」と分かったので、よしとする。
こうやって見ていると、もっともっと、もっともっと、普段から貼り絵をしていきたいなぁ…と思う。
この1月のカレンダーでの一番楽しかったのは、なんといっても粉砂糖を降らせる瞬間。
これもまた、ささやかだけど、幸せな瞬間。
今年は、幸せな瞬間を、見逃すことなく、またただ待つのではなく、自ら作り出しながら、しっかり味わいたいと思う。