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2021年1月22日

数字で塗り絵。Color by Numbers


 ここ数日、少し寒い
気温がマイナス10℃以下になることも多く、たとえ温度が上がっても風があったりと、体感温度が低い

リビングルームでは、春子が学校のオンラインラーニングをしていて、ライブ授業も多く、ずっーーーーーと静かにしておかなくてはならないため、私と太郎は、朝から夕方まで、食事の時以外は、ずっと地下にこもっている。

家の中は、どこも暖房が効いているものの、こんな低温の日の地下は、もう、この上なく寒い。

そんな私たちの毛布にくるまる地下生活も、いよいよ今月で終わりらしい。

なんと、2月の初旬に、春子の学校は、通学が再開されるという!
2020年の3月からずっとずっと自宅学習だったので、約1年ぶりの通学となる。

とはいえ、全員通学ではなく、まずは希望者だけで、実際に、何人の生徒が通学を希望するのか?クラスの通学者が少なくても、担任の先生に教えてもらえるのか?クラスの通学者が多くても、全員同じ教室で勉強するのか?
いろいろ分からないことは多いけれど、春子は学校に行きたいらしい。

さて、毎日、私と太郎は、地下にこもって何をしているのか?

…というと…
柔らかい布製ボールで、キャッチボールしたり…
レゴで遊んだり…
お絵かきをしたり…
を読んだり…
ひらがなを書く練習をしたり…
片付けや洗濯のお手伝いをしてもらったり…
なのだけど、その合間に、今、数字の読み方を覚えさせよう!!と取り組んでいる。

太郎は1から10までは数えられるものの、数字はまだ読めない。

なぜ、数字が読めるようになって欲しいかというと、数字が読めたら、日常でも、遊びでも、学習でも、何かと便利だから。(という単純な理由)

例えば、
レゴを組み立てるときに、説明所にx2と書いてあったら、2個必要だということが、自分で見て分かるようになるし…
ひらがなの書き順の数字を書いてやれば、自分でどこを最初に書くのか分かるようになるし…
絵本で数字が出てきたら、自分で読めるようになる。

数字の学習」で思いつくのはなんといっても、Color by numbers
直訳すると「数字で塗り絵」。

塗り絵の中に、たくさん数字が書いてあり、枠外に、各数字に色の名前が書いてある。
例えば、枠外に「1あかいろ 2あおいろ 3みどり」…と書いてあれば、、絵の中の1と書いてある場所には赤色を塗り、2と書いてある場所には青色を塗るという具合。

春子の学校でも、このcolor by numbersのプリントは多用されていて、春子も大好き!

そして、アルファベットを学習している時には、この数字の部分が、アルファベットになったり、単語を学習している時は、単語になったり、音楽の時間には音楽記号になったり、足し算や引き算になって、その答えによって色を変えるという感じに、応用して使われている。

楽しみながら学べる、というのが素晴らしい!と思う。

ところで、このcolor by numbersは、日本語では一般的に何と呼ばれるものなのか???
数字パズルとか、数字塗り絵?かな?

検索してみると、日本語のサイトでも、いくらか見つかるものの、英語でcolor by numbersと検索して出て来る量とは比べ物にならないほど少ない。

英語のサイトだと、簡単なものから、複雑なものまで、それはそれは大量に見つかる。
日本語だとあまり選択肢がないので、いつも英語のものを印刷しては、ひらがなを添え書きしている。(太郎はまだ英語はほとんど読めない)

ただ、この塗り絵をする前に、まずは色の名前を覚えて欲しい…と思い、塗り絵の中に、ひらがなで色の名前を書き込んで、枠外に「あか●」「あお●」「みどり●」などと色が分かるように書いたものを、先月は、毎日毎日作ってやった。
すると…なんと、一週間もしないうちに、どうしても覚えられなかった色の名前が覚えられた!!!

色を塗るときに「あ・か。あか~!」と読んで、赤いクレヨンを探す。
赤いクレヨンを手に持って、同じ「あか」と書かれた場所を探す。
「あか」と書かれた場所を、赤色で塗る。
という3つの作業によって、色と色の名前が結びついたらしい。

ついに、「消防車の色」「トラクターの色」「バナナの色」「海の色」「バイキングズの色」という色の呼び方を卒業…。
ちょっと寂しいけど…学びと成長の証

色の名前が覚えられたら、今度は数字にとりかかろう!と、毎日この「color by numbers」を印刷したり、私が作ったり…しているところ。

その結果、以前は、1と4の区別がつかなかったのだけど、最近は区別がつくようになってきた。
数字の形をしっかりと覚えたら、今度は読み方を「いち」「に」「さん」という具合に、塗り絵の中に書いてみようかな?と考え中。
こうなると、インターネットで探すよりも、自分で作った方が、手っ取り早い。

とまぁ、がつがつした教育ママみたいに聞こえるかもしれないけれど、実際は、かなりゆるゆるとした感じで、太郎の気分が向いた時だけ取り組んでいる。

今日の写真は、太郎がお絵かきをしている傍で、私が鳥のcolor by numbersを作っていると、すかさず「鳥さんをかいているの?」と興味を示してきたので、「そうよ~。もうちょっとでできるよ~。」と返事をすると、太郎は「ミミズもかいて」という。
私が「ミミズ?」と聞き返すと
太郎「ここにかいて」と、鳥のくちばしを指さす。

なるほど…鳥はミミズを食べるから、ミミズをかいて欲しいってことね。

くちばしに、ミミズをかいてやると、太郎は「うん、大好き!」と笑顔になってくれた。

4 件のコメント:

  1. チーター1/26/2021

    にんまり にんまりしながら読ませていただきました
    ゆっくり ゆったり 子供と一緒に楽しみながら遊びながら学んでいく理想だと思います
    口ばしにミミズの絵を描く子供の発想 あたしの大好きなひとコマでした
    子育てって本当に面白いしいろいろな発見があって子も親も成長出来て楽しい時間ですね
    大切に過ごしてください気が付けばアッという間にこそだては終わっています 楽しんでくださいね

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  2. チーターさん
    子供って、自分も通ってきた道のはずなのに、大人には真似できない発想をしたり、自分の考えを持っていたりすることに、いつもなるほどな~と思わされます。
    こうやって、いろいろな瞬間を、できるだけ書き留めておきたいなぁって思います。
    チーターさんも、子育て中はなるほどな~と思う瞬間がありましたか?

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  3. チーター1/27/2021

    中学に入学した頃にはよく聞かれました この頃になると大人びた質問んをよくしてくる
    頭でわかっていてもなかなか説明ともなると難しい 忘れちゃった 又学校で習うはとその場逃れ この様な事を繰り返していたら ある日もう勉強するのやめようかな大人になったらどうせみな忘れてしまうんだったらと言われ目が覚めた私それからは何事も真剣に一緒にかんがえるようにしましたよ
    小学生の頃 家庭新聞を子供が発行し家族に記事を要求してきたけど何分にも親は忙しい でも時に投稿すれば子供は表彰状を出してくれた 手作で角には立派な鳳凰が丁寧に描かれている
    それはそれは微笑ましい表彰状をもらい家族は大喜びした事を思い出す
    それからは子供の行動に感動した時等は感謝の気持ちを何らかの形で現すよう親も気を付けるようになりました
    いろいろ思い出しました
    なつかしい

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  4. チーターさん
    子供の頃は、大人というものは、完成したできあがったもので、それ以上に変化するものではないと、勝手に決めて思っていたので、大人が、子供の態度や言動を通じて考えたり、気づいたりするなどとは思ってもみなかったけれど、自分が大人になってみると、子供の態度や言動を通じて、毎日考えたり、気づいたりの繰り返しで、子供に負けず劣らず、変化しっぱなしです。
    まぁ、これは、まだまだ大人にも成長の余地が残されているということなのでしょうね。
    春子と太郎のような勢いはありませんが、少しずつ成長してきたいです。

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