もう一つの楽しみ「バイソン見学」
このフェンスで囲まれたバイソンの住む平原の広さは、331エーカー(約1.34平方キロメートル)。風車小屋(Seppmann windmill)のある丘(車で行ける)から平原を見下ろすことができる。
1800年代にアメリカ各地で乱獲され、何千万頭という数から、一時は絶滅寸前となったバイソン。
現在では、保護活動により守られているけれど、草原の減少、個体数の減少などと、いろいろ問題は多くある。
このミネオパ州立公園に住んでいるバイソンは、ちょうど2年前の2018年夏の時点では、20頭。(内5頭は、2018年の春に生まれた赤ちゃん)
この20頭のうち、大人のオスのバイソンは、たったの1頭。
(このオスは、ノースダコタのセオドア・ルーズベルト国立公園( Theodore Roosevelt National Park)からやってきた)
この公園の331エーカー(約1.34平方キロメートル)の平原で生息できるのは推定で30~40頭だけという数字に、平原の減少が保護の壁となるのが納得できる。。。
そんなバイソン、私たちが車で通った時には、運よく、草原の車道の入り口付近に群れがいて、じっくりと見ることができ、春子と太郎はもちろん、私もサブローさんも、大喜び~!
やっぱり、動物園で見るのとは、違う!
子供のバイソンもたくさんいて、お母さんバイソンのお乳を飲んでいたり…
草の上に座り込んで一休み?しているバイソンがいたり…
のっそりのっそりと動くバイソン。
なんだか、ピンクのお花がよく似合う。。。
(でも本気で走ると結構速いらしい…)
ミネオパ州立公園でのバイソン見学は、水曜日以外の朝9時~夜8時半(2020年7月現在)
バイソン見物の主なルール:
- 草原内では、車から出ないこと。
- バイソンを見つけても、75フィート(約23メートル)以上は近づかないこと。(特に子育て中は危険とのこと)
- 大きな音や声を出さないこと。
- その他、急な動きをしたり、バイソンを驚かすことをしないこと。
ミネオパ州立公園の詳細はこちら。(外部リンク)
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