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2020年8月2日

ミネオパの滝-ミネオパ州立公園。Minneopa Falls

キャンプをした、ミネオパ州立公園(Minneopa State Park)

キャンプ場でのテント泊は、思い出に残る、賑やかな?キャンプとなったけれど、キャンプだけでなく他にも楽しみがある。

その一つは、ミネオパの滝(Minneopa Falls)
写真ではわかりづらいけれど、二段になって流れ落ちる滝

ミネオパ(Minneopa)というのは、ネイティブアメリカンのスー族が使用するダコタ語で、”water falling twice”(二度落ちる水)という意味だそう。


このミネオパの滝、ミネアポリスにあるミネハハの滝(Minnehaha Falls)とてもよく似ている。

名前もそうだけど、名前以外にも、いろいろととてもよく似ている。

ミネハハの滝(Minnehaha Falls)は、ミネハハクリークを流れてきた水が流れ落ちている滝。
ミネオパの滝(Minneopa Falls)は、ミネオパクリークを流れてきた水が流れ落ちている滝。

共通点は、どちらの滝の上にも、同じようにが架かっていること。
そして、この滝が眺められる位置のすぐそばに、下に降りる階段が付いていること。
さらに、階段を降りると、滝から流れ落ちた水が流れる小川を渡る橋が架かっていること。

歩いていると、ミネハハの滝に来ているのかと錯覚してしまうくらいに配置がよく似ている。

ミネハハの滝から流れ落ちが水は、少し先でミシシッピ川に合流している。
ミネオパの滝から流れ落ちが水は、少し先でミネソタ川に合流している。

撮れた写真も、なんだかよく似ている…。

さて、滝を眺めた後に、階段を下りて、小さな橋を渡って、そこから滝がある方向に少々険しい道をあるいていくと、滝の下に少しだけ近づいたところから、滝が眺められる。

遊歩道といえるほどには整備されていないもの、観光客はみんなそこを歩いていく。

少し歩きにくく滑りやすいところもあるけれど、木の根っこや岩がたくさんあるので、大人であれば十分に歩いていける。

3歳の太郎は、途中何度か抱っこしてやる必要があったけれど、7歳の春子はなんとか、手をつなぎながらも自力で歩くことができた。

大きな岩の上で、滝を背景にして、記念撮影。

また同じ道を戻って、階段を上に上がったあたりで、ちょうど3時のおやつの時間
子供連れの場合、どこにでかけても、3時のおやつは欠かせない。

ミネオパクリークの、滝から流れ落ちるまえの勢いのよい水の流れと、まばらな観光客の様子を眺めながら、ピクニックテーブルに座って簡単におやつの時間。

水の音。
青い空。
緑の木々。
夏の日差し。
心地よい風。

このミネオパ州立公園は、ミネソタに66ある州立公園の中でも、3番目に古い州立公園だそうで、設立は1905年(明治38年)

当時は、列車で観光に来る人、近くのミネソタ川を使って蒸気で動く外輪船(steam powered paddle boat)で観光に来る人、近隣地域からは馬車で来る人などで、数千人の観光客が滝を見に来る、とても有名な観光地だったとのこと。
近隣地域から馬車で来た人は、ピクニックをしたり、野球をしたりしたという。

そう思って見ると、なんだか不思議な気分になる。

今では、駅もなくなり、船でやってくる人も、馬車でやってくる人もいない。
もちろん滝の近くで野球をしている人も、もういない。

けれど、私たちがおやつを食べたのと同じ場所で、100年以上前に、きっと大勢の人が滝の音を聞きながら、ピクニックをしたんだろうなぁ…。

水の音。
青い空。
緑の木々。
夏の日差し。
心地よい風。

これは、100年前も今も、きっと同じ

ミネオパ州立公園(Minneopa State Park)の詳細はこちら。(外部リンク)
「ミネソタの楽しみ方」はこちら

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