4月には、朝、明るくなる前から、大声で叫んでとても迷惑だったクジャクが、6月に入ったころから全く鳴かなくなり、いつも散歩に来ていた家の周りにもほとんど来なくなりました。
でも代わりに、家の周りには羽根がいっぱい。
どうやら、4月5月は朝叫ぶ季節、6月は羽根が抜ける季節のようです。
クジャクの姿はほとんど見かけないのに、庭には毎日羽根がたくさん落ちていました。
とても美しい羽根なので、家に飾ってあります。
そして、7月。ずっと姿を見かけず、羽根もみつからなくなりました。
でも、ときどき、庭に姿を現わすので、「ああ、元気にしているんだなぁ」というのは確認できました。
こちら、数日前(7月末)に撮影した写真。
4月の写真と比べると、長い色鮮やかな羽根が抜け落ちて、尾がとても短くなっているのが分かりますね。この写真ではなんだかキジのようにも見えます。
あの大きく広がる豪華な羽根が毎年新しく生え変わるというのは、少々贅沢な気もしますが、クジャクにとっては普通の出来事。
人間と言うのは本当に勝手なもので、羽根が抜けてしまうと、またあの豪華な羽根が生えてくる日を楽しみにしてしまいます。豪華な羽根が生え揃う=毎朝あの叫び声に悩まされる、という事実があるにも関わらず・・・。