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2009年8月17日

縦列駐車。parallel parking




この写真・・・一体なんでしょう???

実は、縦列駐車の練習をするために、夫が作って(?)くれた設備(?)です。
なぜ、いまさら縦列駐車の練習か???
それは、アメリカの運転免許を取得するため。


国際運転免許は有効期間1年。申請は有料で、しかも、日本でしか申請できないということもあって、短期滞在ではなくアメリカに居住する場合、基本的にはアメリカの運転免許を取得する必要があるわけですね。。。

アメリカではニューヨークなどのかなりの「都会」でない限りは、運転免許は「生きていくための必須要件」。

日本では10年以上運転していましたが、悲しいことに、それはそれ、これはこれ。
なんと、学科試験と実技試験を受験しなくてはなりません。。。

こちらに来てからすぐに運転免許試験の勉強を開始しましたが、なんせテキストは全部英語。。。。
睡魔を誘うテキストと、辞書を片手に闘いながら読みました。。。


学科試験は英語・スペイン語・ソマリア語・ベトナム語から選べます。
・・・こうなったら、この中で一番「得意な」英語で受けるしかありません(泣)

運転免許は州ごとに発行され、州によっては日本語でも受験可能だそうですが、ここミネソタは、日本人は少数派。「日本語」という選択肢は存在しません。。

学科試験はコンピューターで、全問が、3つか4つの中から正解を選ぶ選択問題。
80点以上で合格です。
日本のように、教習所で「学科」を受講する、なんてものは必要なく、勝手に勉強してある日突然受験できます。(さすがアメリカ)

実は、今まで秘密にしていましたが、6月半ばに「こっそり」学科試験を受験しました。
プレッシャーには弱いので、友達にも夫の両親にも他の家族にも内緒で、夫に「こっそり」連れて行ってもらって、ナント「こっそり」合格しました!!!

次は頭痛の種の実技試験。。。
一応自動車教習所はありますが、別に通わなくっても平気です。
運転免許保持者を助手席に乗せて、公道でいきなり練習です。(さすがアメリカ)
「仮免許」の札(?)も必要ありません。(さすがアメリカ)

実技試験に使用する車は、なんと「自分で持参」します・・・!(さすが・・・)
なので私は、夫の車で練習して、同じ車で受験です。

が、私が日本で愛用していた車は全部軽四自動車ばかり。
でも、軽四自動車が存在しない(に等しい)このアメリカでは、「軽四」の選択肢はありません。
普通車を運転するのは実に教習所以来・・・・。

しかも、当然のことながら、右側通行で、左ハンドル。
シフトチェンジのレバーは右。
サイドブレーキも右。
ライトとウインカーの作動レバーは左。
ワイパーの作動レバーは右。

頭がこんがらがりながら、毎朝学校に行くときや、買い物に行く時に、「密かに」練習を重ねました。
「右右右右」とつぶやかなければ、ついつい左を走ってしまいます。
そして、頭ではわかっていても、何度ウインカーとワイパーを間違えたことか・・・・。
体にしみついた記憶というのは、なかなか矯正できませんね。

そして今日、英語学校の後に、夫が作ってくれた縦列駐車の練習設備(?!)で、少々練習して、気が変わらないうちにと、試験場へ!!(「こっそり」連れて行ってもらいました)

そして、そして、信じがたいことになんと一発で”合格”しました!!!!

公道での試験はなく、教習所内のみの試験。
所要時間は、夫曰く約15分間(私は1時間位に感じましたが・・・・)。

試験内容は、
ウインカー・ワイパー・ライト・サイドミラー・シートベルト・サイドブレーキなどの使い方確認。
90度バックしての後ろ向き駐車。
縦列駐車。(練習した割には全然上手にできませんでした・・・)
坂道駐車。(タイヤの向きをチェックされます)
車線変更。
一旦停止。
などなど。

S字もクランクも踏切もありませんでした。

日本では車の運転がむしろ好きだったこともあり、いざとなったら度胸が据わったらしく、平常心で受験できましたが、ウインカーを出す時に、お決まりの「ワイパー作動」をしてしまいました。
でも指導員の人が「ハッハッハッ」と笑ってくれたので、さほど気にせず続行。
一番不安だった「指導員の英語での指示が理解できるかどうか!?」も、指導員の人がとても分かりやすく指示をしてくれたので、迷うこともありませんでした。

なんだかなが~い一日でした。。。。でも、これで頭痛の種が一つ減りました~!!!

おめでとう~自分!

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