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2009年8月25日

コケコッコー。cock-a-doodle-doo



隣の家のニワトリが庭に遊びに来ました。
つまり「放し飼い」です。

ニワトリは日本では「コケコッコ~」と鳴きますが、英語では ”cock-a-doodle-doo”(クックアドゥードゥルドゥ~)と鳴きます。。。

と言っても、アメリカに住んでいる鶏だから英語っぽく鳴いているわけではなく・・・同じ鳴き声を聞いても、日本語と英語では言い表し方が違う、ということですね。

同じものを見ても、言語によって言い表し方が違うというのは、とても面白いことだなぁって思います。
世界が一つの言語だけだと、便利で簡単かもしれないけれど、ちょっとつまらないかも・・・と思ったり。


私の英語学校のクラスメートは、いろんな国から来ているということは、以前にも書きましたが、もちろんみんなの母国語も様々。

先生はアメリカ人なので、母国語は、もちろん英語。

メキシコ・エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス出身の生徒たちはスペイン語を話します。

ソマリア出身の生徒たちはソマリア語。数名はフランス語も話せたり、アラビア語も話せたり。

エリトリアやエチオピアの生徒は、今はクラスにいないのだけれど、何語で話すのかよく聞いておけばよかった・・・。いや、実際には聞いたけれど覚えられなかったのですが・・・。ティグリニャ語?アムハラ語?オロモ語?・・・???どれだったかな?

カメルーン出身の生徒はフランス語を話すって言っていたなぁ・・・。

モルドヴァ出身の生徒は、生活ではルーマニア語とロシア語の両方を使うけれど、個人的にはロシア語の方が好きだと言ってました。。。。


ちょっと仲良くなったクラスメートには、「あなたの国では、『おはよう』ってなんと言うの?」と聞くことにしています。
そして、現在覚えて使えるようになった「おはよう」は以下の通り。
スペイン語・・・・ブエノスディアス
ソマリア語・・・・スバゥァネクソン
ロシア語・・・・・ドブレウートロ
聞こえた通りに、自己流でノートに書き留めるので、精密には違ってるかもしれないけれど、クラスメートには通じています(たぶん・・・)

同じように日本語と英語を書くなら、
日本語・・・・・・・オハヨー
英語・・・・・・・・・グッモーニン
という感じかな?

次は昔昔に学校で習った「おはよう」・・・。
ドイツ語・・・・・グーテンモルゲン

夫のお友達の実家に泊らせてもらったときに、毎朝つかった「おはよう」
チェコ語・・・・・ドブレラーノ

夫に韓国語で「おはよう」は?と聞いてみました。知ってました。
韓国語・・・・・・アンニョンハセヨ

旅行中にちょっとだけ使ってみた「おはよう」
ベトナム語・・・シンチャオ

私は「日本語では何ていうの?」と聞かれるととても嬉しいのだけれど、私のクラスメートも、自分の母国語のことをたずねられるのは嬉しいみたいで、みんなとても熱心にどんどん教えてくれます。

言葉はその国の文化。みんな自分の国の文化に誇りをもっています。
そして、言葉は「壁」ではなく、「言葉は異文化への入り口」のような気がします。

これからも、「おはよう」のコレクションを続けようと思います。
いや、「ありがとう」の方が使えるかな・・・??

今日は、ニワトリの鳴き声から、話題がそれたようなそれないような・・・。

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