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2009年8月14日

キャンプの夜。camping at night



今日は先日のキャンプの夜のことを書きます。

キャンプ場がだんだん暗くなってくると、温度が急に下がってきてました。
日の入りが午後8時半ごろなので、すっかり暗くなるのは夜10時ごろ。
夕食後にしばらく川で釣りしましたが、水温が高いせいか、全く魚は釣れませんでした。

午後10時。辺りはすっかり暗くなりました。
キャンプファイヤーの炎以外に明かりはありません。

時折、鳥の鳴き声が聞こえますが、辺りはとても静か。

テントに入る前に、翌日の朝食と昼食用の食材を全部、テントから20mほど離れた川辺に置いてあるカヌーに載せて、テントの近くに食材のないことを確認して、寝る準備完了。

なぜ、テントの近くに食材を置かないか?

それは、実は、キャンプ場の奥の森にはなんと、クマが住んでいるんです・・・・・。

夫が言うには、「ここに住んでいるクマは、friendlyなクマだから、大丈夫」・・・ってフレンドリーなクマなんているんでしょうか・・・?とにかく母熊と小熊の間に入りさえしなければ襲われることはない、とのこと。
公園事務所の人も「最近はクマ出没報告がないので心配ない」と言っていたのだけれど、その後に「でも食べ物は木に吊り下げておいた方がいいですね」と付け加えたのでした。。。
つまり、クマが出没する可能性はあるということ。。。

それを聞いてすっかり神経質になった私。
テントに入ってもなかなか眠れません。(夫は隣ですやすや眠っています・・・)

辺りが真っ暗になると、虫がものすごい勢いで鳴き始め、ますます眠れなくなってしまいました。
眠れないまま横になっていると、テントのすぐ外で野生動物の足音らしきものが聞こえてきました。。。
私はすっかりふるえあがって、外をのぞく勇気もありません。。。。
クマ?コヨーテ?シカ?

でも、耳を澄まして物音を聞いていると、小動物か何かのようで、テントの周りを散歩しているようです。
結局そうした物音がしばらく続いたあと、ふと気がつくと、虫の声がやんでいます。
これで眠れる・・・とホットしたら、今度はフクロウが鳴き始めました・・・。
これが結構大きな声で、おそらく近くの木に止まって鳴いていたんだと思います。

そうこうしているうちに、眠ったようで、目覚めるといつの間にか辺りが明るくなっていました。
まだ寝ている夫を起こさないようにそっとテントから出てみると、辺り一面濃い霧に包まれてとても幻想的。
テントの場所から見えた川も全く見えません。

しばらくして太陽が射してくると嘘のように霧は晴れました。

川まで歩いていくと、水辺の砂浜にこんなものを発見。


動物の足跡。
タヌキかな?
きっと、このタヌキがテントの周りを散歩していたんだと思います。
いろんな意味で、思い出に残るキャンプになりました。

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