フォートスネリング州立公園内の短時間の散策で見つけた、自然。
川べりの木の根っこ。
そびえたつ大木。大人でも抱えられないような、大木もたくさん。。。
いつからここに立って、今までどんな歴史を目撃してきたのだろう?
散歩途中には、大きなうろ(洞)のある木もたくさん。
こちらは、特に大きな「うろ」で、サブローさんでも立ったまま入れる大きさ。
「うろ」というと、大好きで何十回も読んだ「家守奇譚」(梨木香歩・著/新潮社)を思い出して、その本に出て来るサルスベリの「うろ」のことを考えながら眺めていたら、ふと、「一体、『うろ』ってどうやってできるのだろう?」と気になり始めた。
便利な世の中で、インターネットさえあれば、何でもすぐに調べて答えが見つけ出せる。。。家に帰って早速調べてみて、ふむふむ、なるほど…と読みながら、世の中には、身近なことでまだまだ知らないことが山ほどあるなぁ…と思ったりした。。。。
こんなに知らないことが多いのは、私だけかしら?
木の「うろ」は、鳥や動物や昆虫の住みかとなって利用されるということも書いてあった。さすがに、こんな根元にある「うろ」を利用するのは、昆虫くらいかもしれないけど…。
動物と言えば、先日、サブローさんがこの州立公園近くを一人でサイクリングした時に、シカの親子を見かけたといって、まだ小さな小鹿と大人の鹿が、じっとこちらを見つめている証拠写真を見せてくれた。
シカも住んでいるのかーと思って動物について調べてみると、シカの他に、キツネ・ウッドチャック・七面鳥・コヨーテなども住んでいると書いてある。(参考:Minnesota Department of Natural Resouces)
シカや七面鳥あたりは、まぁいるかな?と思うけど、モールオブアメリカやミネアポリス・セントポール国際空港もすぐそばで、決して、人里離れた場所というわけではないのに、キツネやコヨーテがいるとは…ちょっと驚き。
今回は、暑い日の真昼間だったので、動物には遭遇しなかったけれど、散歩中はずっと、鳥のさえずりに囲まれていた。
時々、普段見慣れない鳥が近くにとまって鳴いていたりする。
遠すぎて普通のカメラではなかなか写真にはおさめられないけれど、それでも、Oriole(Baltimore Oriole/ボルチモアムクドリモドキ)や、Purple Martin(ムラサキツバメ)らしき鳥が、肉眼で見えて、それだけでとても嬉しくなってしまった。
なんでも、湖・沼地・川岸・森…と、様々な鳥が生息する要素があることで、多くの鳥がいるらしい。
もし、散策に行かれる方で、鳥に興味のある方は、ぜひとも双眼鏡なり、望遠レンズなり、、、忘れずお持ちください。私も今度行く時には、双眼鏡を持って行かなくては。。。
フォートスネリング州立公園の散歩。
短時間でも、いろんな発見があって、満足でした。
フォートスネリングの歴史について詳しくはこちら(外部リンク:Minnesota Historical Society)
フォートスネリング州立公園の利用法・地図等についてはこちら(外部リンク:Minnesota Department of Natural Resources)