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2020年7月25日

本のお直し~大胆編。Fixing Old Book 2

またまた、古いぼろぼろの本が登場。

サブローさんの姉たちが、全員読み、私もその「慣習」に習って、読んだ本。
Little House on the Prairie(Laura Elisabeth Ingalls Wilder:ローラ・インガルス・ワイルダー)

春子もすっかり気に入って、シリーズほとんど全部完読。
私は、シリーズ中、この一冊しか読んでいなくて、かなり遅れをとっている…。

この本は、私が子供の頃、日本でもテレビ放映されていた「大草原の小さな家」の原作。
著者のローラ・インガルス・ワイルダーの子供時代の、家族の実話を少しアレンジして書かれた本。

私が最初に読みかけたのは、まだ日本に住んでいた時。
サブローさんの実家を訪ねた際に、この本を読んでみたら?と貸してもらったものの、英語を読むスピードのあまりの遅さと、時間的なゆとりのなさで、滞在中には全部読めなかった。

そして、再チャレンジしたのは、毎日本ばかり読んで過ごしていた、春子を出産する前頃。

この時には、すでにミネソタに住み始めて数年経過しており、英語を読むスピードはたいして変わりないものの、何より少し時間ができたことと、描かれている周囲の情景が前よりも簡単に想像できてどんどん読める。

それもそのはず、本の舞台は、まさにここアメリカ中西部で、インガルス一家は、一時期、ミネソタにも住んでいた時期もある。

さてさて、今日の本題は、「本のお直し」

お直し前の写真を撮り忘れたのだけれど…この本、実は、表紙の下半分が破れてなくなっていた…。

破れていても、破れた部分がありさえすれば、貼り合わせることもできるものの、見当たらない。。。。

どうしようか??
と悩んだ挙句…
大胆にも……表紙の下部分を描くことにした…。

インターネットで、同じ本の画像を探して、それを見ながら色鉛筆で……。
近づいてみると、よくわかる、お直し箇所。(付け足し箇所)
本物と比べたら粗が目立つけれど、我が家には、比べる本物がないので、これでよしとする。



とにかく、本は中身が勝負。

落丁がなければ、表紙がちょっと偽物でもいいのです。

シリーズとしては、

Little House in the Big Woods
Farmer Boy
Little House on the Prairie
On the Banks of Plum Creek
By the Shores of Silver Lake
The Long Winter
Little Town on the Prairie

などで、もっとあるそうな…。

アメリカ中西部に住んでいるからには、いつか全部読んでみたい。。。。と思うものの…いつのことやら。

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4 件のコメント:

  1. チーター7/26/2020

    大草原の小さな家 本の名前こそ知っているが何人の人が読んだことがあるだろうか?
    私もその1人読んでいません。 読んでみたくなりました。
    三郎さんの父母が子供達に次々と読ませこれから自分たちが生活する地域に興味と誇りを持たせたのではないのかなーと想像しました。今まで大切にしていただいた事にも親の愛さえ感じさせられました。Takoさんが壊れた表紙などを修復しそれをまた子供たちが読む、何かしら本の歴史みたいなものも感じ感動しました。
    早速読んで私も仲間に入りまーす。 

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  2. ヨッシー7/26/2020

    仕事以外では、あまり本を読んでこなかった私です。tacoさんの話を読んでいると、本を読むって大切だなあと思いました。春子ちゃんも本好きみたいですね。日本では、特別好きな子は難しい本も読み進めますが、5歳くらいだったら絵本を読む子がほとんどです。幼稚園や学校も、これは低学年用、中学年用なんてわけない方がいいですね。
    本を大切に、家族のたからものとして受け継いでいくってステキですね。

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  3. チーターさん
    この本を読んで、次から次へと起こる問題を、自分たちの手で逞しく解決していく様子が、とても印象的でした。実際には自分で解決する以外に、選択肢はなかったわけですが、サブローさんの家族は、現在のこの便利になった時代でも、何か問題が起こった時には、いつまでもくよくよせず、次の瞬間には、全員で協力して工夫して解決して前に進んでいくために立ち上がる、という不思議な底力があるように、いつも思います。そんな精神はぜひ見習って受け継ぎたいと思います。

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  4. ヨッシーさん
    ヨッシーさんが、お仕事で、多くの本に出合って来られたというのは、すばらしいことだと思います。大人になると、一度読んだ本を読み返すということはなかなかありませんが、ヨッシーさんのお仕事上、一つのお話を何度も何度も読んで、さらに掘り下げて丁寧に読み砕いていく、ということを、日常的にされてきたわけで、それって、たくさんの本を読むのとは、比べようがない価値のある作業だと思います。本との出会い方って、いろいろですからね。

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