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2020年5月21日

色の不思議。Colors


虹の色。
空の色。
夕焼けの色。
クレヨンの色。
色えんぴつの色。

春子に質問され続ける日々の中、色について考えることがとても増えた。

色のことを考え始めると、いつも、なんとも不思議な気持ちになる。

そして、身の回りの当たり前のことって、ただの偶然で、実は当たり前じゃないのかも?と思えてくる。

この世の中の見え方まで変わってくる。


色の違いは光の波長の違い

光に、色がついているわけではない。
光が人間の目に入って、その光の波長の電気信号が脳に伝わると、色に置き換わる。。。。
(色に置き換わるという表現は、正しくないかもしれませんが…)

色は人間の脳が作ったもので、実は色はどこにもない、とも言えてしまう…
(色は人間の脳が作ったもの…という表現も、正しいのかどうか…?)

虹は確かに見えて、当たり前に「虹が出た!」とか「虹色」といったりする。
そして、当たり前のように、空は青く、夕日は赤い。

光と色

光がに当たる
物は、光を吸収する。
吸収されなかった光は、反射する。
反射した光は、目に入って、また脳で、色に置き換わる。
ということは、物にも色はない、とも言えるものの…

人間の世界は、確かに色であふれていて、色はいつも当たり前にある


物理や科学の専門知識のない、むしろ疎い私だから、光や色のことを考えると、不思議な気持ちになるのか?
もっともっと知識があって、専門的に研究をされている方々は、世の中を、どんな風に捉えているのだろうか?
全ての事象を、明確に証明して、説明できるような人は、不思議な気持ちにはなったりしないのだろうか???


今日の写真は、手作りの虹色のディスク(円盤)
一般的には、「ニュートンディスク( Newton Disk)」と呼ばれるもの。

5月9日の日記「七色(なないろ)のふくろう。A Rainbow Colored Owl」に書いた、家庭学習用の小さな手作り絵本「にじの色」のもとになったAll the Colors of the Rainbow (by Allan Fowler)に出てきたこのニュートンディスク。

クルクル回すと、虹色が白色またはグレーになる、と書いてあったので、実際にやってみたくなった。
クルクルと回す装置はないので、一旦は、つまようじを指して、コマにしたものの、すぐに軸が取れてしまうので、糸を通して、クルクル先に回しておいて、引っ張る!というやり方にしてみたら………

おおおおおおお、白くなった~~~!!!
まぁ、実際は、色の塗り方のムラや、選んだ色の関係なのか、白に近いグレーという感じだけど、それでも、虹の色はどれも見えない。

ちょっと感動。。。。

Taco流、ニュートンディスクの作り方。

1、円描きを7等分して、虹色を塗る。
虹色:赤・橙・黃・緑・青・藍・紫(Red・ Orange・ Yellow・Green・ Bule・ Indigo・ Violet)
2、段ボールに貼る
3、円をくり抜く
4、中心付近に針が通る小さな穴を並べて開ける
5、針で糸を、穴の一つに通し、もう一つの穴から出す。
6、糸の端と端を結ぶ(あやとりの糸に、ディスクがくっついてるイメージ)

遊び方(実験の仕方)
明るい部屋で行います。
ディスクを中心にして、あやとりのように、人差し指と親指で糸を持って、ディスクをクルクル大きく宙で回して、糸をねじっていく。
かなりクルクル回ったら、糸をピンと張って、ねじれた糸が元に戻る力を利用して、ディスクを回転させる。

私は、円はコンパスで書きましたが、他は、面倒だったので、完全に目で検討をつけて、7等分したのですが、きちんと7等分された円を印刷できるように、してみました。
敢えて、色なしを印刷して、ご家庭でお子さんと一緒に塗ってみるのもいいですね~。


なお、私は、こういった、光や色について、高校の時に本当に「ちらっ」っと習った他は、学校では勉強してないので、専門知識はありません。自信もありません。

ただ単に、自分が知りたくて調べてみたり、春子の質問に分かりやすく答えるために調べたり、春子に学習本を作るのに正しく翻訳するために調べたり、実家の母が子供たちのためにせっせと送ってくる科学のふしぎについて書かれた本で、興味が湧いたことをさらに調べたりしただけの素人ですので、表現が専門的には間違っているかもしれません。