まつぼっくりの落ちる季節。Pinecorn Season

ひんやりとした空気と、すがすがしい日差しの、秋の日々。

春子と、太郎と、私の3人で、時間を見つけて、一日一回は、ほんの10分ほどだけ、近くの公園をぐるりと散歩するのが最近の日課。

完全オンラインラーニング中の小2の春子は、オンラインで毎日与えられる課題をする合間に、1日3回担任の先生とクラスメイト全員でのライブ授業があるため、なかなか忙しく、うまくタイミングを見計らいながら、ちょっと気分転換に10分間だけ散歩してこよう！と出かける。

そして毎日、散歩から帰る時には、太郎の手にはなにやらいろいろ握りしめられており…

部屋の中にはお気に入りの石や、まつぼっくりが並んでいる…。

そう、ここのところ、落ちているまつぼっくりの数が急に、増えてきた。

どうやら、まつぼっくりが落ちる季節らしい。

まつぼっくりが好きなのは、4歳になりたての太郎だけではなく、、、、すっかり大人の私も一緒。

まつぼっくり。。。

その形の規則正しさの不思議と、規則正しいのに同じものが一つとないという、自然の面白さに、しみじみと見入ってしまう。

まつぼっくりの形は、花のようでもあり、木の枝のようでもあり、そのものが彫刻のようでもあり…。

つい描きたくなる形。

でも、本当は、つい描きたくなる形に出会わなくても、「毎日絵を描く」なんてことを、いつかやってみたい。

「いつかやってみたい」と言っているうちは、実現しないことはよくわかっているけれど…。

でも、決意して、実現を目指すなら、優先順位の高いものから。。。。

今現在は、春子と太郎との、毎日の10分散歩を続けることが目標。

ただ、これを「散歩」と限定してしまうと、これから雪が降ってしまうと、ぐぐっとハードルが高くなるので、目標は「一日10分、外に出て太陽の光を浴びる」というのが目標かな。

もし今後、通学再開したら、朝夕の、バス停までの送り迎えで10分散歩は達成できるし、雪が降ったら雪かきまたは、外で最低10分の雪遊びで目標達成。

要は、「ハードルの低い無理のない、気楽で小さな目標」を立てて、まずは習慣化を目指す。

実は、ちょうどコロナが本格的になってきた今年の3月から、毎日続けて、習慣化できたことが一つある。

それは「毎日3分間の筋トレ」

筋トレと言っても、ジムも道具も不要で、自宅で自重でできるものばかり。

私にとって、「無理のない」は、30分の運動でもなく、20分のウォーキングでもなく、たった3分の筋トレだったというわけ。

とは言え…たった3分でも、冬の間すっかり運動不足だった身にとっては、毎日筋肉痛で、驚くほどに効果絶大。

毎日、筋肉痛を心地よく感じながら、どんなに忙しくても、どんなに心にゆとりがなかろうとも、3分なら！と3分筋トレを続けて早7か月。

今となっては、もうなくては一日が終わらない「習慣」の一つ。

習慣となったことで自信を得て、他にもいろいろ「ハードルの低い、無理のない、気楽で小さな目標を立てて、習慣化」を実現してみよう！と始めた一つが、先ほどの「子供たちと毎日せめて10分は太陽の光を浴びる」というもの。

もう一つ、1か月ほど前から始めたのは、先日「4歳の特訓」で書いた、「太郎とのひらがなを楽しむ時間を一日1回」は作ること。

他にも、いろいろ習慣化したいものや、習慣を復活させたいものが、た～くさんある。

その全てが実現する日がとても楽しみだけど、、、、たとえ、それぞれが短時間でも、種類が多いと共倒れとなりそうなので、少しずつ厳選して確実に習慣化を目指す。

まつぼっくりの落ちる季節。

小さな目標を立てて、一つ一つ習慣化し、規則正しいけれど、世界に一つのまつぼっくりのような、心地よい日々の実現を思い描く。。。