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2020年10月27日

段ボールのシロクマ。Cardboard Pola Bear

去年たくさん作った段ボールの動物たち。。。
シマウマきりんアシカ・シロクマ・ゴリララクダなど…作ったのだけど、どうもシロクマがまだ日記に登場していなかったような…。

ということで、今日は、シロクマ

太郎が唯一行ったことのある動物園(コモ動物園)には一般的な黒っぽいクマはいないけれど、シロクマがいるせいか、「クマ」と言えば太郎にとっては「シロクマ」。

作ったシロクマ1頭だけでは「シロクマの家族」ができないということで、もちゃの黒いクマをシロクマということにして、遊んでいる。

白い紙きれを並べて、海に浮かぶ「氷」にして、その上に「シロクマの家族」を並べたりしている。
私は、なるほどな~確かに氷に見える見える、と思いながら眺めている。

木製のおもちゃの電車の線路を、じゅうたん一杯に並べて電車で遊ぶ時には、停まる駅がいつも決まっていて「動物園」「アフリカ」「北極」…。

この妙な組み合わせが、太郎のお気に入り。
それぞれの駅に、いろいろな動物たちが並んでいるの見て「そうだ!」と思いついた。

小さな積み木に、小さな付箋紙を貼って、「しろくま」とひらがなで書いてみた。

すると太郎は、期待通りに「し・ろ・く・ま」とつぶやいて「しろくま!!」と叫ぶなり、しろくまの傍に置きに行く。

面白いので、小さな積み木をたくさん取り出して、付箋紙を貼って、並んでいる動物の名前を一つ一つ書いてやった。
太郎は、すっかり面白がって、ひらがなを読んでは、その動物の傍に置きに行く。

そのたびに
「これは難しいよ。できるかな?」「できたねー」「太郎は、ひらがな読むのが得意だねー」とほめちぎる。
ますます面白がって、張り切る太郎。

そうして、全ての動物の傍に、小さな積み木が並んだ。

ひらがなの学習は、本やカードでなくてもいいのだなぁ…と、改めて思う。

興味のある分野を生かして…
日々の遊びの中で…
楽しみながら…
誉められながら…
自分が得意だと信じて…
できると信じて…
毎日ちょこちょこと身に着けていく。。。。

いやぁ、これは私も見習わねば。

やりたいこと、身に着けたいと思うことは、
変な固定観念は捨てて
興味のある分野を生かして…
日常に溶け込ませて…
楽しみながら…
自分を自分で誉めながら…
自分は得意だと信じて…
できると信じて…
毎日少しずつ身に着ける。。。。

なるほどなぁ。

なんだか、妙にやる気が出てきた。

考えようによっては、時間や方法には制約があっても、むしろある程度制約があった方が、目移りせず、集中できていいようにも思える。
要は、限られた条件の中で、いかに工夫するか。

これはやっぱり…

あれがない、これがない、と言ってみても変わることがない「ない」を見つけるのではなく、今、自分が置かれている現状と、今、自分にあるものをしっかりみて「ある」ことに感謝するという、原点に戻ってくる…。

今「ある」、限られたことを、最大限に生かす工夫をする…。

そう思うと、それだけでどんな挑戦にも、面白みが出てくる。

と、いい気分になってきたところで、今日もまた太郎と一緒に、絨毯の上の動物園に行って来よう。