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2020年6月15日

猫とイチゴ泥棒。Cat and Strawberry Thief


シマリス(Chipmunk)。

どうやら、我が家の壁の隙間に、お住まいのご様子。

普通のリスよりは各段に小さく、どちらかと言えば、ネズミくらいのサイズ。
ちょろちょろちょろちょろ、庭を走る様子は、とってもかわいい。

でも……我が家のトマトの苗を引っこ抜いたり、やっと赤くなったイチゴを食べてしまったり…だんだんやっかいものになってきた。
目の細かいネットを張り巡らしても、うまい具合に入り込んでしまう。

でも、走り回る様子を眺めると、やっぱりかわいい。

とはいえ、毎日、まだかまだかと眺めては、色づくのを待っているいちごを取るのだけはやめて欲しい。。。どうにか家庭菜園に近づかないようにする手段はないものか?

そんなことを日曜日の朝食時に話しながら、「ジャックスを借りてこようか?きっと追っ払ってくれるよね~」と冗談交じりで言ったりしていた。

ジャックスとは、隣の家の飼い猫で、とても人懐っこくて、しょっちゅう我が家の庭に遊びに来る。

朝食も終わり、外に出ようとすると、ドアのすぐ外にジャックスが「なでなでして~」といわんばかりに、ごろりんと寝ころんでいる。
少し撫でてやって、春子と太郎も一緒に遊んだあと、私は家に入り、庭で遊ぶ春子と太郎を眺めながら仕事をしていた。

と、春子が窓際に走ってきて「おかーさん、おかーさん、ジャックスすごいよ!」と大騒ぎ。
話を聞くと、シマリスがイチゴに近づこうとしたところで、ジャックスが登場し、口にくわえて立ち去って行ったそうな……!

チップモンクに罠を仕掛けるのはかわいそうだと思っていたけど、まぁ、ジャックスなら仕方ない…と妙に納得して、なぜか後味もそんなに悪くない。

とはいえ、シマリスは、1匹だけでなく、ご家族でお住まいのご様子なので、まだまだイチゴ泥棒の件が完全解決したわけではないのだけど。

それにしてもジャックス…
今朝の我が家の朝食での会話を聞いていたかのようなタイミング。
いや、本当に聞いていたのかな?

今日の写真は、久しぶりに段ボール工作。
いちご泥棒さんの、シマリスです。