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2020年6月23日

カヌーで川下り。Canoeing at St Croix River


先週から昨日まで、アリゾナ在住の義姉K夫婦が、ミネソタに帰省していました。
冬の間、アリゾナに滞在している義父母と一緒に、アリゾナから車で帰ってきたのです。

そこで、他の義姉や甥姪に声をかけて、親戚合計11人が集まり、一緒にSaint Croix River(セント・クロイ川)にカヌー(Canoe)で川下りへ!!

このSaint Croix Riverは、ウィスコンシン州から始まり、途中からミネソタ州とウィスコンシン州の州境になっている川で、ウィスコンシン州のプレスコットの辺りで、ミシシッピ川に合流しています。
全長164マイル(約264キロメートル)だそうです。(外部リンクMinnesotaDNRより)

ミネソタでは結構有名な?AftonやStillwaterという町も、このSaint Croix River沿いです。

さて、カヌーに出かけよう!と思ったら、まずは、カヌーのレンタルの予約。(自分でカヌーを持っていたら別ですが…)予約は、義姉Tがやってくれるというので、お任せ。

当日、まずは、服装と持ち物と服装の準備。

服装:
家を出るときから、水着を着ておき、水着の上に短パンやTシャツなどを着ておきます。
靴は、水にぬれてもいい靴かサンダル。
帽子やサングラスもあってもいいです。

持ち物:
日焼け止め。
ペットボトルの水など水分補給用の飲み物。(ガラス容器は不可)
転覆してもいいように、携帯電話やお財布は、ジップロックバッグ(ナイロンの保存袋)に入れてから、自分のバックに。
高価なカメラなどは持って行かないのが得策。


さて、今回は、もちろん、春子7歳と太郎3歳も参加。

子供たち二人は、前で漕ぐ私と、後ろで舵を取るサブローさんの間の船底にちょこんと座っているだけ。(小さな子供は、船底に座るのが安全と、レンタル会社の人が教えてくれました)

今回利用したレンタル会社は義姉Tが予約してくれた Eric's Canoe & Kayak Rental外部リンク)

まず、会社のオフィス(といっても、小さなほったて小屋と言った風合い)まで行き、オフィスの傍の専用駐車場に自分たちの車を停めて、レンタル料金を払ったり、参加者全員の署名など、レンタルの手続き。

今回は、カヌー4艇とカヤック1艇を借りました。

レンタル料金:
カヌー1艇:40ドル(ライフジャケット2着とパドル2本付き)
カヤック1艇:30ドル(ライフジャケット1着とパドル1本付き)

ライフジャケットとパドルがもっと必要なら、ライフジャケット1着5ドル、パドル1本10ドルで追加レンタル可能。子供用の小さいライフジャケットもあり(料金は同じ)
ちなみに、ライフジャケットは大人も子供も、着用が義務づけられています。

さて、ライフジャケットを全員が受け取ったら、ワゴン車でウィスコンシン州内の出発場所まで(無料で)連れて行ってくれます。同時間に他のグループがいたら、相乗りです。(ピッカピカのワゴンとは決して言えませんが、ちゃんと動けば問題なし)
出発場所に着いたら、ワゴン車の後ろの荷車から下ろされたカヌー・カヤック・パドル一式を、自分たちで川岸まで運び、川下りに出発!

それから川に橋が架かったところ(Osceola)まで川を下ります。
Osceolaに到着したら、レンタル会社に電話して、迎えを呼び、待っている間に、自分たちでカヌーとカヤック、パドル、ライフジャケットを川のすぐそばの駐車場まで運んでおきます。(タイミングによっては、迎えに来てもらえるまでかなり時間がかかる場合もあり…。)
そして、一式を荷車に載せたら、また無料で、自分たちの車を停めた専用駐車場まで、ワゴン車で連れて帰ってくれます。

川下りの所要時間は2~3時間
10時~16時の間に随時出発。(随時ですが、送迎車の都合で、出発まで結構待ちました)
川下りを開始して、6時までにOsceoraに到着すればいいと言っていたかな?

私たちは、途中の浜辺で少し休憩し、ゆっくりゆっくり漕いで、2時間半で到着しました。

でも、2時間半なんてあっという間

急流などなく、水流はとても穏やかで、簡単なコース
天候にも恵まれ、とてもさわやかな日で、暑すぎず涼しすぎず、本当に気持ちの良い川下りでした~。

途中で、川岸に野生のシカが見えたり、上空にはGreat Blue Heron(オオアオサギ)やOsprey(ミサゴ)などの鳥が舞っていました。


家に戻って、前にカヌーをしたのはいつだったかな~?とこの日記を遡ってみるとなんと、11年ぶり!
つまり、今回と同じこのSaint Croix Riverでカヌーで川下りをし、結婚(式)記念日キャンプをしたのは、なんと……2009年。そんなに昔だったとは…。

今回は、春子と太郎は、生まれて初めてのカヌー。
私は、出産後初めてのカヌーということです。

子供が小さいうちは、授乳や、お昼寝の時間や、おむつのことや、、、いろいろと考えると、数時間のカヌーなどは、考えれば考えるほど面倒で計画などしたこともなかったけれど、いつか家族でカヌーに乗ったりできたらいいな~、いつのことかな~?まだまだ先かなぁ~と、夢のように思い描いていました。

でも、太郎のおむつも取れて、お昼寝も(サブローさんの在宅勤務でいやおうなしに)終了。春子も太郎も、抱っこしなくても一人でじっとできて、きちんと簡単なルールなら守れる年齢になったまさに今、ちょうど義姉の帰省のおかげで思いがけず夢が叶いました。

お義姉さん、「カヌーに行きたいなー」とつぶやいてくれてありがとう!

子育てや仕事や健康状態など、その時々で、できないこともたくさんあるけれど、できることを楽しみながら過ごしていれば、こうやって夢が叶うときがくるのですね~。
今後もまた、毎日楽しみを見出しながら過ごしていきますよ~。

4 件のコメント:

  1. 匿名6/23/2020

    まっきぃです。
    子育てや仕事などで、
    その時やりたくても
    できなかったこと、
    あったんですよね~

    私も、乳幼児がいた
    ドタバタの育児時代が、
    今思うとあっという間で、
    そういえばあの頃、
    (子どもが大きくなったら、
    こんなこともしよう、
    あんなこともしたい!)と
    思っていたことを、
    思い出しました。

    そう思いながら、
    今の生活を振り返ると、
    当たり前になっていることが、
    あの頃の夢だったり、
    願いだったりしたんだと、
    改めて、いまの幸せを、
    かみしめる機会が持てました。

    ありがとうございます

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  2. ヨッシー6/24/2020

    さすがアメリカ、レジャーもスケールがちがいますねえ。気持ち良さそうで羨ましいです。
    昨日、小さい葡萄��デラウェアがあったのでちびっ子が食べながら、去年太郎君が来た時、食べたよね。太郎君はこの葡萄が好きだったよね。と思い出していました。そうでしたね。子供の記憶、何をきっかけに思い出すやら。面白いです。食べ物で季節を感じます。春子ちゃんも太郎君もカヌーが楽しめて良かったですね。

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  3. まっきぃさん
    その時にやりたかったけど、できなかったことが、少しずつできるようになってくると、今度は、子供が小さかったから、いろいろできなくて我慢した日々さえも、懐かしい~なんて、思ったりししています。今の当たり前が、昔は夢だったこと、そして、今現在、我慢していたり、できなくて諦めている状況そのものも、いつか懐かしいと思える日がくること。
    これってやっぱり、今は今しかない、幸せを感じながら「今」を過ごすことが大切ってことですね!!また一歩深く掘り下げることができました。ありがとうございます!

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  4. ヨッシーさん
    アメリカも果物がおいしい季節になりました。
    今は、アメリカンチェリーや、ネクタリン、小さな桃、そして、やはりぶどうが、おいしい季節です。
    私も、日本では食べたことのなかったものを、初めてミネソタで食べた時の状況を、とてもよく覚えています。食べ物と記憶って、不思議なくらいにしっかり結びついているものですね!

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