〇〇〇〇〇〇がいっぱい。

先週木曜日から、春子に算数特訓中。。。


きっかけは、春子が算数ドリルをして「おかあさん、答えチェックしてー」といって目にした計算方法。。。。

足し算の応用問題で、春子が書いた式と答え
26+14=40
式はあっている。。。。
そして、答えも、確かに正しい。
問題の意味の理解はちゃんとできている。

しかし、、、式の上には、
うわーーーーーー〇がいっぱい！
40個の〇が並んでいる!

ページをめくってみると、どこもかしこも〇だらけ。

こんなのもあった。
６＋４＋７＝１７
これは、おそらく、６＋４＝１０を利用して計算して欲しいのでは？と思うのだけど、やっぱり〇だらけ。。。

〇を書いて数える方式で答えを出していることは明らか。。。

そこで、ドリルの他のページや、大量の宿題プリントをめくってみると。。。。
全て応用問題で、日本の計算ドリルのようなページがない。
しかも、一応、だんだん計算が難しくなる順番で応用問題が並んでいるものの、計算の仕方、考え方、捉え方を把握するための説明も教え方が見当たらず。。。

ということは、学校で計算の仕方を教えてくれている・・・のだと思う。たぶん。
でも、教科書というものを使用してないので、どうやって教えているのかが全く分からない。

ともかく、どうやって教えているか、どう教わったかに関わらず、春子の計算方法を見る限り。。。

これは休校中に特訓だ!

インターネットで日本語検索すると、教材になりそうなたくさんの無料ダウンロードできるプリントが見つかった!

そして、少し一緒にやってみたのだが…
とにかく答えが正しければいいんだ、という春子の頑なな考え方と、答えが間違っていると機嫌を損ねる春子の様子を見て、これは春子の理解具合とやる気を見ながら、ゆっくりじっくりと、常に復習しながら自信がつくようにしてやる必要があると実感。

というわけで、
手作り問題の作成開始～。

特訓プラン。

1.繰り上がらない一桁の足し算：2+5=7（問題なさそうなので、省略）
2.答えが10になる足し算：2+8=10（これも問題なさそう。省略）
3.10＋一桁の足し算：10+2=12……まず、この計算問題から開始。指を折らなくても、答えが出るように導く。
4.繰り上がりのある一桁の足し算：3+8=11……ここからが、特訓本番。
春子の好きな？丸印を使って、〇を移動して計算していく「春子の卵屋さん」遊びから。
昨日産んだ卵が、10個入るケースに入っていて、今日産んだ卵を箱の空いたところに入れててお店に持っていく準備。まだ箱に入ってない卵と合わせて、全部で何個？という具合。徐々に卵を数字に置き換えてみる。
5.二桁と一桁の足し算、ただし繰り上がらず、答えは20より小さい。：12+4=16
6.答えが20になる足し算：12+8=20
7.20,30,40,50～90+一桁の足し算：30+6=36
8.10と二桁で、答えが30より小さい足し算：10+11=21
9.20,30,40,50～90+二けたの足し算：30+16=46

10.二桁と二桁の足し算、ただし、一の位は繰り上がりなし：23+12=35……現在ここまですすんできた！！ここからが、さらに正念場。今日はここから復習開始。

11.二桁と一桁の足し算で、一の位が繰り上がり、答えが30より大きい：28+8=31……今日取り掛かるところ。

12.二桁と二けたの足し算で、一の位が繰り上がる：23+38=61……足し算の目標！

そして、、、足し算の次は、引き算に取り掛からねば。。。引き算のページも〇〇〇〇.....
いやいや、足し算の繰り上がりは、引き算の要素も含んでいるから、引き算も同時進行すべきか・・・？！

この春子のチャレンジは、同時に、算数を教えた経験のない私自身にとってもチャレンジ。
果たして、算数を教えるプロの方は、この教え方で合格点をくれるのだろうか？
果たして、これで、ちゃんと応用が利く計算方法が身についていくのだろうか？
少し不安を感じつつも、どうやって理解させるかという作戦を練るのは、これが結構面白くて、頭をひねりながらも毎晩、楽しんで翌日の準備をする日々。。。。