この前の日曜日(2月16日)に、セントポール(St.Paul)にあるクロスビー・ファーム・レジオナル・パーク(Crosby Farm Regional Park)に行ってきた。
そう、夏に家族で散策した小さな自然公園。
夏は木々の木漏れ日だけが届く、ひんやりとした薄暗い森の底だったはずが、なんだかとても明るい。
木々の葉が落ちて、太陽の光がさしこみ、背の高い木々の黒っぽい幹と一面の雪の白さがより一層映える、全く別の世界。
今回の目的は、家族4人でクロスカントリースキー!!
サブローさんと6歳の春子は、太郎の昼寝中に去年から何度も、この公園だけでなく、近所の公園や、湖に、クロスカントリースキーに出かけている。
3歳の太郎も、今年、近所の公園でクロスカントリースキーデビューをして、今回は2度目!
私?私は、なんと11年ぶり!
ミネソタに住み始めてすぐの11年前に、半年間居候したサブローさんの実家の空き地で少しだけやったきり。
その翌年クロスカントリースキーの板と靴を買ってすぐに、ちょっと事故で松葉づえ。
その翌年は雪が全然なくて断念。
その翌年は春子を妊娠して、その翌年は子守で断念。
そうこうしているうちに、太郎を妊娠して、また子守。。。
というわけで、11年前に買ったスキーは、何度か我が家に泊まりに来た人々に貸出したものの、持ち主の私が使うのは、初めて!
11年越しの願いが叶って、人生2度目のクロスカントリースキー!!!
春子が「おかーさん、わたしがおしえてあげるからだいじょうぶよ」と得意げに何度も言うのを聞きながらさて2度目の挑戦!
さて、、、こういうことはとても得意なサブローさんに、春子と先へ行っていいよーと言うと、本当に行ってしまい、私は太郎のペースに付き合いながら、そろりそろり。
3歳の太郎は、私が人生2度目のクロスカントリースキーであろうが、11年ぶりであろうが、そんなことはお構いなく、いつもどおり「母に頼る3歳」。
人生2度目って、実はよく考えてみたら太郎と同じなわけで、しかもブランクは私の方が長い・・・だけど、、、誰かに頼られるということは、しっかりしないといけないという気分になるもので、それと同時に本当に上手にできそうな自信さえも湧いてくる。
そして、2度目の挑戦の結果は。。。!?
この公園、人生2度目11年ぶりのクロスカントリースキーでも、全く問題なく……
まるで「私、結構できる?」と勘違いするくらいの平坦さ!
なんといっても、3歳の太郎が難なく滑れる!
高いところとスピードの怖い私とって、この平坦でスリルのないところが、私にぴったり。スリルがないから面白みがないというわけではなく、その分、周りの景色や空気を感じ取ることができる。そう、癒しのひと時。
クロスカントリースキーとはいうものの、これ、冬の林間散歩です。
そうそう、スノーシューを履いて散歩している人も見たし、普通のスノーブーツで散歩している人にたくさん出会った。さらに、マウンテンバイクで走り抜けていく人も。。。
しかも、、、ミシシッピ川の傍まで来たら、ただそこにいるだけで心が洗われる。。。。
毎日、窓の外の道路と枯れ木のような街路樹ばかり眺めて過ごす、ミネソタの冬のモノクロの世界は、ときどきとても寂しく感じるけれど、冬も流れ続けるミシシッピ川と、木々の影と白い雪でできたモノクロ世界は、なぜだか全く違う印象。
倒木さえも、絵になる。。。
ああ、来てよかった。本当に来てよかった!
サブローさん、連れてきてくれてありがとう!
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クロスビー・ファーム・レジオナル・パーク。Crosby Farm Regional Park(外部リンク)
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