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2020年2月6日

シロフクロウ。Snowy Owl

シロフクロウ。
英語名:Snowy Owl

ツンドラ地帯に住む雪のように白いフクロウ。

去年の秋ごろだったか、春子と太郎が、雑誌の広告に載っていたシロフクロウの写真を偶然見て以来、春子と太郎のシロフクロウブームが始まりました。

そして先日、ついに太郎が「おかあさん、Snowy Owlつくろー」とリクエストが!

よっし!ということで、太郎と一緒に作ったのが、写真右の大きいシロフクロウ。
厚紙を切るのはまだ太郎には難しいので、糊付けを全部手伝ってもらって、後は私が完成させました。

そして、学校から帰ってきた春子がこのシロフクロウを見て当然、「私にも作って」となりまして、週末、太郎が昼寝をしている間に一緒に作ることとなりました。
材料があまりなかったので、ちょっと小さめのフクロウ。

私が切る線を書いたら、春子が厚紙をハサミで切って、春子に糊付けをしてもらって、組み立ては私。
顔と模様は、春子が自分で写真を見ながら書いて、とてもかわいらしいシロフクロウができました。

太郎と一緒に作ったものは、ほとんど私が作ったようなものなので、親フクロウっぽい仕上がりで、春子が作ったものは、子供フクロウっぽくなりました。

この二羽のシロフクロウを並べて眺めていると、なんだか私と春子の姿のように見えてきました。

親フクロウに、必死でついてこようとする子供フクロウ。
まだ飛び方も上手ではなくて、自分で餌を見つけて捉えるのも難しい。
周りの危険に注意を払うよりも、親の後を追って飛ぶのが精一杯…。

私も、もっともっと、本物の親フクロウがするように、何も言わず、ただただ、飛び方のお手本や、生き延び方のお手本を、見せ続けなくては。
ダメ出しをするのではなく「上手に羽根がバタバタできるようになったね」「獲物を見つけるのがうまくなったね」と、、、、少しでもよいところを見つけて、励ましの気持ちを持ちながら、お手本を見せ続けていかなければ。
親フクロウの持つ鋭い目は、子供に向けらるものではなく、子供を守るための鋭い目でなくては…。

と、いろいろいろいろ反省です。

人間、おそらく誰しも、自分の間違いを指摘された時、素直に認めるということは難しい。。。子供も、大人もそうだと思います。
素直に自分の間違いを認めて、正せる人でありたいと思っても、実際、なかなかそうできないことも多くあります。
自分で自分の間違いを知っていても、正す方向とは全く逆の方向へと向かってしまうことさえもあります。

でも、少しでもいいところをほめられたら、少しでも頑張りを認められたら、人間って、いくつになってもやっぱりうれしい。
そして、うれしい気持ちになった時には、不思議と自分で自分の間違いに気づくこともできる。
そして、そんなうれしい気持ちで気づいた自分の間違いは、素直に認めることができて、結果、正していくことにつながっていく。。。

その時に、目の前にいいお手本があれば、きっと参考になるはず。

そんなことをいろいろ考えながら、必死で飛んでついてくるシロフクロウの子供のような春子の、いいところを、もっともっと見つけてやらなくては、できないことではなく、できていることをしっかり見てやらねば…と思ったのでした。

いいお手本になるような親かどうかはわかりませんが、そこは精一杯できる限りがんばるしかないですね。

頑張る私自身のことも自分で認めて自分でほめながら、とにかく、ほめ上手にならなくては。

これもやはり・・・「物事の良い面を見つける」に通じていますね。

春子の作った子供フクロウの必死のまなざしに、気づかされた今日この頃です。。。

久しぶりに絵本。
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