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2010年3月1日

アメリカのコイン。American Coins

アメリカに来て、すでに1年が経過しようとしているにも関わらず、未だに慣れないのがアメリカのコイン。
支払は、だいたいどこでもカードが使えるので、できるだけカードを使うようにしています。
なので、たま~に現金支払いをすると、、、、焦ります。。。

まず、コインは、全て1ドルよりも小さいものです。
1ドルより小さい単位は、セント(cent)です。

写真の左から25cents、10cents、5cents、1cent
1cent以外は、centに必ず複数形の「s」がつきます。
写真には、分かりやすく「セント」と表示しましたが、本来なら、25セントではなくて、「25センツ」です。。

centの価値は、1cent=1ドルの100分の1です。
つまり1セント=0.01ドル

よって、写真の左から0.25ドル、0.1ドル、0.05ドル、0.01ドルということになります。
なので、25centsが四枚で、1ドルです。(0.25ドル×4枚=1ドル)

私が一番許せないのが、10centsが5centsよりも小さいこと!
いつも迷います。。。

そして、さらに私を悩ませるのが、それぞれの呼び方。
アメリカ人は通常、25cents,10cents,5cents,1centとは呼びません。
左から、quarter(クォーター),dime(ダイム),nickel(ニッケル),penny(ペニー)
※カタカナはあくまでも発音の目安です。日本語読みしても通じないかもしれません。

しかも、お金の表面には、「25cents」とは書かれておらず、「QUARTER DOLLAR」と書かれています。。。「25」という文字はどこにもありません。
quarterは4分の1という意味なので、1ドルの4分の1、つまり、0.25ドル(=25セント)。
なので、これはまだいい方です。

10centsの場合は、書いてあるのは「 ONE DIME
「ONE」と表示しておきながら、1セントではなく、10セントです。
もちろん「10」という文字はどこにもありません。

5centsについては、とっても小さい文字でFIVE CENTS」と書かれていますが、本当に本当に小さい文字です。
これには、「nickel」とは書かれてはいません。。。
でも、ニッケルでできているから、nickelと呼ばれます。
いずれにせよ、「5」という数字は書かれていません。

1centについて。「ONE CENT」と書かれています!
が、もちろん「1」なんていう数字はありません。
でもこれだけは10円玉と同じ色なので分かりやすいです。
ただ、日本のお金に長年慣れ親しんだ私にとっては10円玉のイメージが強すぎて、約1円の価値であるということが、なかなか染みつきません。
しかも、呼び方はpenny!!
5centsがニッケルなら、1centはcopper(銅)と呼んでもらいたいものです。

夫に「ねぇ、dimeある?」と言われたら、いつも財布ごと渡していたけれど、そろそろ気持ちを入れ替えて、自力で探し出す訓練を開始したいと思います。。。。

今日は、アメリカコインの基礎講座でした。。。
間違いを見つけた方は、コメントでご連絡くださいね。
(今一つ自信がない・・・)