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2009年8月22日

バーベキューグリルとステーキ。barbecue grill and steak


 以前にも、 バーベキューグリルについて書きましたが・・・。
保有率100%、つまり「一家に一台」かどうか、現在も継続して検証中。

前回の写真では四角く大きなタイプのグリルでしたが、今回は、ちょっと小ぶりなグリル。
夫の実家のものです。
設置場所は常に屋外で、燃料はガスです。

最初、この物体がバーベキューグリルだとは気付きませんでしたが、いろんな形があるようです。
形は違っても調理されるものは同じで、主にソーセージとステーキ。
ステーキというと、牛肉。「ビーフステーキ」です。

まず「家庭で食べるビーフスステーキ」を頭に思い描いてから次の写真をご覧ください。



・・・・ごくごく一般的な日本庶民の家庭で育った私は、牛肉のぶ厚さに正直「たまげ」ましたが、みなさんの感想は・・・?

もちろん他の料理も食卓には並んでいるわけですが、通常「ご飯」はありません。
牛肉を食べると「白いご飯」が食べたくなるのだけれど、それは日本人である私一人が感じること。
居候中の私にとっては叶わない夢です。

でも、この分厚いステーキと白いご飯を同時にお腹の中に収めるには、物理的に無理なので、あっさりとあきらめもつきます。

ここに住んで「主食は米」「肉はご飯のおかず」というのは、日本の文化だとつくづく実感します。
ここアメリカでは「主食は肉」
ご飯やパンが食卓にあることもありますが、あくまでも、「肉のお伴」程度で、必ずあるとは限りません。
野菜は、「肉のおかず」・・・といった感じ。

このステーキ、私の場合、通常、半分くらい食べたところで、すでにお腹一杯となり、残りの半分は満腹感をごまかしながら食べます。。。
でも、にんにく・塩・コショウだけで味付けされたこのステーキのなんと美味しいこと!!

中身は、ミディアムレア。
好みの焼き加減に焼いてくれます。

「焼いてくれます」と書きましたが、ステーキを焼くのはなぜかやっぱり男性。
通常お義母さんと私は台所で野菜サラダなどを作り、お義父さんと夫が外でステーキを焼きます。

ともかく、この「分厚さ」がすっかり”普通”になっているアメリカ人にとっては、これ以上薄く切られたものは「薄切り」。

私が日本のあの向こうが透けて見えるような「薄切り肉」の話しをした後のある日、お義母さんが「薄切り肉を見つけたよ!」と私のために「薄切り肉」を買ってきてくれました!!
とても優しいお義母さんです。
しかし、アメリカの「薄切り肉」は向こうが透けて見えるどころか、ナント厚さが1センチ以上ありました・・・。

日本とアメリカ、食文化の壁もしっかりぶ厚いようです。。。

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