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2009年7月6日

ペンキ塗り。painting2

 
ここのところ、週に何度か義兄の新居の内装の手伝いに出かけています。
そう、5月31日の日記でペンキ塗りについて書いた家です。

実はまだ住める状態ではなく、兄弟姉妹で手伝える人が入れ替わり立ち替わり手伝いをしています。
先週は、みんなで幅木(壁の一番下に貼る板)のペンキ塗りをしました。
写真は、ペンキを塗った後、乾かしている様子です。

お金を払って業者に頼めば、全部やってくれることだけれど、ここでは、自分でできることはやってしまう、という人が大勢います。
結構いい運動になるし、私にとってはどれもこれも物珍しいことばかりで、かなり楽しんでやっています。
それに、家の仕組みがよくわかって、いい勉強になります。
夫の常勤の仕事も決まったことだし、そろそろ私たちも家探しを始めるところ。
以前にも書いたけれど、こちらでは「解体して新築」または「更地を購入して新築」「建売住宅の新築」というのは稀で、通常は中古の家を購入します。
物件によっては、古い家ほど価値があって、高額な場合もあります。

私たちも中古の家を購入する予定なので、ある程度自分たちで手を加えなくてはならないかもしれません。
きちんと手入れがされていて、なおかつ、初めから自分たちの趣味にぴったりなら、あまり手を加える必要はないかもしれないけれど、いずれにしても、物件を見極めるのには、今回の手伝いは、本当によい勉強になります。

先週末は、建具(ドア・ドア枠)に塗料を塗りました。白木のドアが、重みのあるダークブラウンのドアになりました。
そして今日は、大工仕事の得意な義兄の一人が夫を弟子にして(?)、ドアを取り付け、ドア枠を固定しました。私は、午前中の英語学校から直行して、マスキングテープ貼りと、ドア枠のニス塗り。
夕方には、もう一人の義兄が姪を連れて壁のペンキ塗りに、夜には私たちと入れ替わりで、義姉がドアのニス塗りにやってきました。

家というのは、ドアがついただけで、ずいぶん家らしくなるものですね~。
やってもやっても、完成しない気分だったのが、急に「完成間近」な気がしてきました。
こちら、ドアの写真。

木製のとても重量のあるドアで、シンプルなデザインで、このドアがとても気に入っています。
他のみんなも、気に入っているようです。
全室同じドアを使用するので、廊下は、とても統一感があって、落ち着いた雰囲気になります。

こうやって一つ一つ丁寧に作っていくと、とても愛着が湧きます。
今日は「住めるようになったら、ぜひみんなで盛大なお祝いをしよう!」と話をしながら作業をしました。
みんなそれぞれ「これは自分が手伝った」「ここは自分が色を付けた」と愛着を感じている様子。

自分の家ではないけれど、住めるようになる日が本当に楽しみです。

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