3年前のひな祭りの日の今日、アメリカ人の夫と共に、それまで住んでいた東京のアパートから、アメリカ合衆国に「引っ越し」しました。
渡米1周年の日の日記に、渡米した日の様子を書いたのを思い出して、さっき読み返しました。
あの日が、3年どころではなく、もっともっと遠い昔のような気がします。
何もかもが新鮮で、新発見の毎日だった1年目。
同時に、一人の大人として何一つ自立できない自分自身との葛藤の日々でもありました。
2年目は、葛藤していても埒が明かないと諦めて(?)、「今」できることを、ただただ懸命にやりました。
できることがあまりにも少なかったので、選ぶ余地もさっぱりなく、迷う必要もありませんでした。
歩む道の先に何か見えてくるとただ信じて、黙々と歩み続けました。
3年目。慌ただしい生活の中に「居場所」が少しだけ見えてきました。
まだ人に頼ってばかりの生活だけれど、「誰かに頼ること」と「頼り方」を学びました。
そして、何年住んでみても、英語は勉強しなければ上達しないということも悟りました。
これからの4年目。
英語や自立した生活や仕事の面だけでなく、人として、成長していきたいな・・・と思います。
これは自分と向き合う余裕が出てきたってことかな?
来年の今日、成長した自分と出会えますように。
今日の写真は、渡米3周年記念に作った、夫へのカードです。
MNはMinnesota(ミネソタ)の略。
段ボールに水彩絵の具で色をつけました。
カードの裏にはメッセージが書いてあります。
ミネソタ生活。
これからもたくさんの発見と、たくさんの驚きと、小さな挑戦を楽しみに、どんな時も笑顔で毎日を過ごせますように。