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2020年9月28日

諸行無常。The Impermanence of All Things

9月も終わりに近づいておりますが、9月1日に撮影したモナークバタフライの写真。

近くの湖の近くに、毎年たくさんのモナークバタフライを見かける場所があり、今年もたくさんひらひらと舞っていました。

でも写真を撮ってみると、なぜがオスばかり。

オスとメスの見分け方は、羽根に黒い点があれば、オス。なければメス。

こちらの羽ばたいている写真だと、黒い点があるのが、とてもよく分かる。

拡大してみると…
上下どちらもオス。

オスとメスで並べて、こっちがオスで、こっちがメス・・・とやりかったのに、どれもオスばかり。


 こちらの写真もオス。。。

他にもピンボケ数枚が撮れたけれど、どれもオスばかり。

メスもいたけれど、写真に撮れなかったのか、この集団はオスの集団だったのか?
メスの写真も撮りたいけど、もう蝶は南に飛んでいってしまったかな?


いつもなら、この写真を撮ったころに、モナークフェスティバル(Monarch Festival)があるのだけれど、今年は中止。

世界中で、行事・イベントが、中止を余儀なくされた今年。

普通が普通でなくなり、当たり前が当たり前でなくなり、、、
今「当たり前」の顔をして目の前に存在するすべてのことが、実は「当たり前」ではなくて、自分の頭が勝手に「当たり前」と思っているだけなんだ…
とそんなことを悟ったはずなのに、それでもなお、気が付くと「いつもなら」…と書いてしまう…

「いつも変わらず同じ」なんて、実はこの世にはないのになぁ…。

諸行無常…。

モナークバタフライの写真を何十枚撮っても、同じ写真は一つとなく…
同じ花に帰ってくるモナークバタフライは、去年見たモナークバタフライとは違うモナークバタフライ。
この「同じ花」は、同じ種類の花というだけで、去年咲いた花ではなく、今年咲いた花。
同じ頃と言っても、時間は常に進んでいるわけで、、、、

そんなことを思うと、今しかない今を楽しみたいと素直に思う。。。

楽しいことも、悲しいことも、苦しいことも、常に変わり続けている。
目に見えなくても、感じることができなくても、1秒前とは違うものになっている。

「以前のように」「いつも通りに」「平常で」「普通の」世の中に「戻る」のを、待つのではなく、この「今」を生きなくては…と思う。

できれば「今」をありがたく、受け入れて、過ごしたいと思う。。。。。

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