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2009年4月25日

First Communion

今日は、姪のFirst Communionに参列しました。
と言っても、キリスト教カトリックについては全く無知な私には、何のことやら・・・?
辞書で調べた結果、First Communionとは、日本語では「初聖体拝領」というそうです。・・・がそれでも私には難しい。つまり、「”初”めて、”聖体”を”拝領”する」・・・。
家族にいろいろ教えてもらった結果、現在の私の理解では、下記の通り。
(といっても説明は全部英語の上、もともと日本語でもカトリック用語(?)を知らないため、辞書で引いて出てきた日本語に対してもクエスチョンマークが頭の中にいっぱいなのですが・・・)
  • 聖体とは、キリストの体。
  • パンは、キリストの体(つまり聖体)の象徴とされる。英語でEucharist。
  • ワインは、キリストの血の象徴とされる。
  • そのワインを入れる杯は、聖餐杯と呼ばれる。英語ではChalice。
  • カトリックのミサでは、初聖体拝領を受けた子供および大人は、パン(白くて丸いお煎餅のような形)をいただく。
  • カトリックのミサでは、初聖体拝領を受けた大人は、ワインもいただく。
  • 幼児の時にカトリックの洗礼(baptism)を受けた子供は、カトリックについて勉強をして、「聖体拝領」について理解できる年齢になって、初聖体拝領を受ける。
  • 初聖体拝領を受ける年齢は、通常小学校2年生くらい。(姪も小学2年生)
  • つまり、「初聖体拝領」とは、「初めてキリストの体の一部の象徴とされるパンとワインをいただく」こと。
この理解が正しいのかどうか・・・それは不明ですが。。。何もわからないながらも、神聖なお祝いの式ということで、私にも何かできることはないかと思い、お祝いのカードを作りました。
カードを作るために、このFirst Communionを象徴する絵は何かと家族にたずねたところ
  • Eucharist(=キリストの体の象徴であるパン)
  • Chalice(=キリストの血の象徴であるワインを入れる杯)
ということで、写真の上の丸いのがEucharist、下の杯がChalice。カードに合わせて、封筒も作りました。
式はもちろん教会で行われます。今日は大勢の子どもたちが「初めて聖体を拝領」しました。女の子は、真っ白のドレスとベール。男の子もスーツで正装。みんなとても素敵でかわいかったです。姪のドレスは、義理姉(姪のお母さん)の手作り。布は、義理兄(姪のお父さん)の両親からのプレゼントとか。
ここにもまた、温かい手作りが生きてます。
式の後は、主役の姪の家に集まっての食事会。もちろんその後は手作りケーキをいただいて、みんなの注目の中、主役の姪が、お祝いの品を開封して披露しました。
まだまだここアメリカでは、知らないことがいっぱい。毎日が新鮮な経験ばかりです。

2 件のコメント:

  1. チーター5/05/2021

    宗教の違いは大きな問題とは耳にした事があるけれども私自身はほとんど変わりないと信じていましたが実際このように奥深いものがあるのですね
    我々は多宗教というか住み着いた場所の馴染みの宗教に入り名のみの宗教家らしき顔をし生活しても何の問題も行事もほとんどない様な気がしていますが本当にその宗教を愛し信仰しておられる方は大切に接しておられるんだなーと感動すらしています
    郷にいては郷に従えという言葉がありますが大切ないい時間んが過ごせますようにと祈ります

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  2. チーターさん
    私は、宗教について何も考えず結婚しましたが、こちらに来てみると、宗教がそれぞれの家族の文化や生活にとても大きく関わっているというのを、実感します。
    またこの件に関してはいつか日記に書きたいと思っています。

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