私の手作りカードの基本理念。
「あるもので素朴に」
昔から「使えそうなものはとっておく」というタチでしたが、手作りカードを人にあげるようになってからというもの、紙やら使えそうな奇妙な材料やらが集まってくるようになりました。
数年前の誕生日にも、義姉からいろんな色の厚紙をどっさりもらったり、会社の上司からも中途半端に残った包装紙を頂いたり・・・・と、ありがたいことに材料がいっぱいで、とっても幸せです。
というわけで、家には、いろんな色の紙があるのですが、一番よく使うのは、実は白。
それも厚手の画用紙。
ハガキと同じくらいか、それよりもちょっと厚めかな?というくらいの厚さ。
カードを手作りしてみようと、何か一つ紙を買うなら白でなくても、薄い色がおすすめ。
なぜなら、一般的な黒いペンでメッセージが記入できるから。
それに他の色のついた紙を組み合わせる時に、相性がいいし、残った紙を何度使っても「また同じ紙を使っている」という印象が避けられます。
さらに、ペンで記入することを想定して、つるつるした素材ではないほうがよいです。
つるつる素材は、糊を使用する際にも糊付きが悪く、滑って手間取るので、私は避けます。
私が作るカードはいつも手のひらサイズ。
通常出来上がりが10センチ以下。
なので、A4サイズの紙が一枚あれば、少なくとも3個はカードが作れます。
そして、小さな切れ端も、使えそうなものは、これまた捨てられない・・・。
でも、ちゃんと使います。
今日の写真のカードは、A4サイズの画用紙を 縦7.5センチ、横15センチに切って、半分に折ったもの。折ったら7.5センチの正方形です。
ここで、他にかわいい紙や色のついた紙がなくても大丈夫。
いっぱい材料を持っているにも関わらず、「素朴主義?」の私がよく使う材料、家にある段ボール箱の登場です。
段ボール箱の端っこを切って、真ん中に糊で貼り付けます。
さらに、土台?につかった白い画用紙の切れっ端を段ボール部分に貼り付けて出来上がり。
私はこの真ん中部分に、相手の名前を書いたり、お誕生日おめでとうと書いたりします。
白い画用紙と段ボールならではの、この手触りと素朴さが、なんとも好きなんです。