通常6月は雷雨が多いのだけど、今年の6月は雷雨の記憶がほとんどない。
昨年は夏の間中、サブローさんが庭の芝刈りを毎週していたけれど、今年は5月に一度芝刈りをして以来、芝刈りしていない。。。
芝が伸びないどころか、全庭の芝は、全部薄茶色になって、残っている緑は雑草だけ。。。
雑草さえも、勢いがなくこじんまりとしている。
庭だけでなく、散歩に行っても、芝生に緑はほとんどない。
湖も、小川(creek)も、水位が非常に低い。
冒頭の湖の写真でも、左下に見える砂浜は、春にはなかったもの。
さらに別の場所で、5月と現在(8月)の様子を比べてみる。
まずは、今年5月の写真。
いつも、太郎と鳥を眺める場所なのだけど、流木や切り株のところに、水がある。
砂浜出現!
こんなにも湖の水が少ないのは初めて。
この干ばつ(drought)をうけて、7月21日には、ミネアポリス市とセントポール市などに、even-odd water sprinkling restrictionsとやらが発令された!
って、なんのことやら?と思って調べてみたところ・・・
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even-odd water sprinkling restrictions(even-odd 水やり制限)
- 昼12時~夕方6時の間は、芝生に水撒き禁止
- 偶数の日付の日は、番地が偶数の家だけが、芝生に水を撒いてもよい。(ただし、水を撒くのは、昼12時~夕方6時以外の時間であること)
- 奇数の日付の日は、番地が奇数の家だけが、芝生に水を撒いてもよい。(ただし、水を撒くのは、昼12時~夕方6時以外の時間であること)
・・・というもの。
例えば今日は8月5日。
よって、日付の5は、奇数だから・・・
番地が奇数の家だけが(昼12時~夕方6時以外の時間に)芝生に水を撒いてもよい
、、、ということ。
ちなみに、
偶数は、英語でeven number
奇数は、英語でodd number
と同時に・・・
evenは、意味を強める(強調)副詞として使われることがあり、oddは、「奇妙な」という形容詞で使われることもある。。。
この2種類の意味を意識してつけられた制限名なのかどうかは別として、今回の制限名は、「実に奇妙な水やり制限」というわけではなく単に「偶数・奇数 水やり制限」ということになる。
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制限の例外(Exceptions)
- 植え込み・花には、必要に応じて、ホースを手に持って(with a hand-held hose)水やりするのは可能。
- 菜園や設置後2週間以内のsod (パネル式の?芝生。turfとも言う)には、禁止時間(12pm-6pm)以外であれば、水やり可能。
- 木には、必要に応じて、水がぽたぽた出て来るホース(a dripping hose)、バケツ、木の水やり用バッグ(tree watering bag)を使って、水やり可能。
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節水のコツ(Water conservation tips)
- 蒸発(evaporation)を防ぐため、一日の内で、一番涼しい時に、水やりをする。
- 芝生に水をやりするのは、必要な時だけ。(ほとんどの芝生が必要な水の量は、一週間に1インチ)
- 水量を押さえる、シャワーヘッドや蛇口装置(faucet aerators)を取り付ける
- 湯舟に水をためず、水量を押さえるシャワーヘッドで、短めのシャワーを浴びる。
- ひげを剃る時や、歯磨きの時は、水を止める。
- 食器洗い機に入れる前に、お皿を水で仮洗いしない。
- 食器洗い機は、洗うお皿で中身がいっぱいになってから、スタートする。
- ・お皿を手洗いする場合は、水を流しながら洗うのではなく、シンクに水をためて洗う。
- 野菜を洗うときは、水を流しながら洗うのではなく、大きな鍋を使う。
- 洗濯物は、洗濯機がいっぱいになってから洗う。
(以上、ミネアポリス市の制限。参考:City Implements Even-Odd Water Sprinkling Restrictions)
なるほど。なるほど。。。
まぁ、節水のコツは、普段から普通にやってることばかりかな?
我ながら感心感心。
我が家には家庭菜園があるので、それには水をやらせていただいているけれど、芝生には全く水やりしてない。
だから全部薄茶色なんだけど、芝って、こんな状態になっても根は生きているのだろうか??
そういえば、もう10年以上前のことだけど、日本でも雨がとても少なかった時に、水の使用制限が出て、当時働いていた会社で、バケツに水をためてお手洗いを流したりしたこともあったなぁ。。。
あの時初めて水が自由に使えるありがたさを感じた。
ミネソタも、このまま、まとまった雨がふらなければ、Even-Odd以上の制限もありえるかも?
ただ、Even-Oddの制限が、住民にどの程度浸透しているのやら??
疑問。。。
ともかく、水を大切に使わねば。。。
当たり前のことが、実は当たり前ではないのだと、気づいたら、その存在に、普段から感謝感謝。
まっきぃです。
返信削除当たり前だと思っていたことが、
当たり前で亡くなった時、
気づく・・・そうなんですよね。
私も、
ミネソタ旅行へ行ったとき、
20年前ですが、
友人宅のトイレの
水の量がとても少なくて、
流れるのか心配なほど…
節水をしているんだと、
友人から聞きました。
日本でも、
節水は叫ばれていますが、
切実なほどの干ばつが、
ミネソタにはあって、
当たり前に、本格的に
節水していることが、
驚きでした。
梅雨も無くて、
さわやかな夏だという、
ミネソタの夏が、
うらやましく
思っていましたが、
その半面で、
節水制限が
おこなわれているんですね。
今年は日本でもやはり雨が少ないように感じます
返信削除我が家でも少し水を大切に使わないと水が出なくなるよと先日家族と話しあったところです
でも3個もの台風接近というニュース驚きもしましただ大量の雨を運んでくるでしょーということでありがたいと思うと同時に被害が出ませんようにと祈る複雑な気持ちです
平凡な生活を送れるありがたさに
これからは気付かなければいけまいと私もつくづく感じました。 この度のオリンピックでさえ4年ごとに開催され当たり前と思っていたことも今回のようなコロナ騒動で開催されたこと自体国民皆ありがたいと感じたのですからねー。
まっきぃさん
返信削除お友達は、普段から節水されてて、素晴らしいです!
水は、節水制限のあるなしに関わらず、普段から大切に使うことを心がけなくちゃ・・・ですね。
チーターさん
返信削除本当に、少なすぎる雨も、多すぎる雨も、困ったものですね。
どちらの場合も、被害がないことを願うばかりです。
そして、まだまだ続くコロナ禍からも、やはり、多くを学ばされます。
困ったこと起こると、気づくことってたくさんありますね。
でも、困ったことがない時から、平凡な生活を送れるありがたさを、感じて過ごすことが、本当は大切なのでしょうね。
ついつい、ないものねだりをしてしまう私自信の、目標でもあります。