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2021年5月22日

これは何か?What are these?

さて…これは何か?

小さな黄色い物体が、あっちこっちに向いて、転がっている。。。

雨上がり、歩道がじゅうたんのように覆われていて、歩道が黄色い。
上を歩くと、水を含んでふわふわしていて、まるで、湿ったじゅうたんの上を歩いている感じ。

これは、、、、街路樹の落し物
といっても、虫などではなく、花。
たぶん、birch treeの花
birch treeは、日本語だと、カバノキ属、ハンノキかな?

ずっと前にも、birch treeの花はこの日記に登場したことがあって、その時(2010年)には、木にぶら下がっていいる様子が「かわいい」などと書いてあったけれど…実は、この花の花粉は、私のアレルギーの原因物質の一つ。

2011年のアレルギーテストでは、ほぼアレルギー反応がなかったものの、2013年、2019年に受けたテストでは、アレルギー反応がずいぶんしっかり出るようになっていた。。。
踏みしめて歩いたなぁ…きっと靴の裏には花粉がいっぱい??かも??


それはさておき…
今度は、こちら、我が家の玄関前の写真。
なんだなんだ??
今度こそ、虫か??
イナゴ?

いえいえ、、、こちらは今年満開に咲き誇ったクラブアップルの、花が散った後の、萼(がく)の部分、と、楓の種が同じ場所に落下して、混ざった状態。。。。


いつも一気に落ちるけれど、今回は、雨と風と、それぞれの落下時期とのタイミングがぴったり合ったのか、どこもかしこも、すさまじい量

どちらの写真も、季節を感じるミネソタらしい写真なのだけど、これがもし虫などの生き物だったら、生きていようが死んでいようが、きっと上は歩けない。。。
でも、これが花や種だと知っているから、平気で上を歩いていける…というのは、なんだかわからないけど、不思議なことだと思う。。。

よくわからないものは怖い。
想像力が働き過ぎて、気味が悪い。
でも、真実を知っているだけで、怖さも気味悪さも感じない。

逆もあるかな?

真実を知っているから、怖い。
真実を知っているが故に、想像力が働き過ぎて、気味が悪い。
でも、真実を知らないから、怖さも気味悪さも感じない。

…人間というのは、面白い生き物だなぁ…と思う。

知らないからできることと、知らないからできないこととがあって…。
知っているからできることと、知っているからできないことがあって…。

きっと、知らないからできたことや、できなかったことが、人生には山ほどあって、結局知らないまま通り過ぎて、今も知らないままのことが、人生にはきっと山ほどあるに違いない。。。。

そう思うと、「知ってる」って…何だろうなぁ?と思う。
「知っている」って、「知っている」と本人が思っているだけで、本当に知っているのかどうかなんて、、、、一体誰が判断できるだろう…。

と書いた後で思い出したのが、こちら。
イシュトバン バンニャイ作の、Zoom (Istvan Banyai  /Picture Puffins)という、こちらの文章のない絵だけの絵本。

Zoom (Picture Puffins)
(外部リンク:Amazon商品詳細ページ)

日本語版もあるようですが…文章があるわけではないので、何語版でも楽しめます。